コンペの様子やセミナーレポートなどをご覧いただけます。
2023/02/20
2023年、皆様の今年の目標は何でしょうか?
体調には十分気をつけて、一歩一歩着実に歩んで行きたいですね。
さて 多くの方々からビジネスプランをご応募いただきました第9回コンペティションですが、受賞者の方々が決定いたしました。まだまだコロナの猛威が続いている中、人数は絞らせていただきましたが関係者の方々をご招待し、消毒や換気に十分配慮した会場で、表彰式を開催することができました。当日の模様をご報告いたします。
まずはファイナリスト8名のみなさんによるプレゼンテーションです。
トップバッターは、千葉県 リンクメッド株式会社 吉井幸恵さん。
がんの放射性治療薬の研究開発に10年以上従事されているご経験から、これまでにない革新的な「見える」がん治療薬で、効果的かつ最適な医療を提供します。がんへの薬剤集積を可視化できることにより、高い治療効果があるとともに、患者さんは安心して納得できる治療を受けることができます。高度な技術開発の裏には、吉井さんの「ひとりでも多くの方を救いたい。すべての方の笑顔を守りたい。」という、強く温かい思いが根付いているのです。
続いては、東京都 株式会社リンコー 林弘美さんです。
地震や津波などの災害、予測できない事故など、私たちの周りには多くの危険が潜んでいます。突然、しかも暗闇の中、その状況に遭遇してしまったとしたら・・・・・考えるだけでも恐ろしいものです。そんな時、たとえ真っ暗な屋外でも、避難通路などをはっきり示してくれる屋外用蓄光式誘導製品の開発を行うのが、林さんの事業です。長期間劣化しない無電源自発光機能により、夜間でも人々に「安心」「安全」を届ける、私たちの命を助けてくれる「光」を生み出すことに邁進しています。
次は、東京都 株式会社Aill 豊嶋千奈さんです。
「AI で従業員のwell-being にエールを」テーマに、人と人のコミュニケーションサポートを行う世界初のAI を開発しました。そのAI を使い、良縁ナビゲーションアプリAill goen(エール ゴエン)を提供しています。一般のマッチングアプリとは異なり、第三者機関による審査を通過した、信頼できる企業のみに福利厚生サービスとして提供されるため、安心して利用することができます。企業の経営・人事に対する悩みも、社員一人一人の悩みも解決。ワークもライフも充実した結婚へと導いてくれるサービスは、既に多くの企業に導入されています。
続いては、神奈川県 株式会社StockBase 関芳実さんの登場です。
「誰かに不要とされるものは、他の誰かにとって欲しいものかもしれない」という、ボランティア活動でのご自身の気づきを原点に、モノを循環させる新しい仕組みを構築しました。企業は、廃棄処分の可能性もあった災害備蓄食を、無駄にすることなく、高いコストや手間の心配をせず、ほんとうに必要な人に、必要な分をすぐに届けることができるプラットフォームです。それは単なる「モノ」の循環ではありません。送る側の「何か役に立ちたい」という想いや、受け取る側の感謝の気持ちが、「人」と「人」をつないでいくのです。自分ではない見知らぬ誰かの笑顔を願いながら。
5番目のプレゼンは、静岡県 一般社団法人グローバル人財サポート浜松 堀永乃さんです。
日本の外国人労働者は172万人を超え、増加の一途をたどっています。が、その受け入れ環境については残念なことに、国際社会から厳しい目で見られています。多様な労働者が活躍できるためには、外国人労働者の雇用に関する正しい知識を有し、職場内の環境状況を適切に評価することができる人材の育成を図る制度を進めることが重要だと、堀さんは提案します。プレゼン最後の「私は日本が大好きです、誇りに思っています。この制度を世界に広め、日本を、世界中の多くの若者から選ばれる国にしたいのです」という力強いメッセージが心に響きました。
一般社団法人グローバル人財サポート浜松 HPは↓こちらよりご覧ください
次は、和歌山県 株式会社ソマノベース 奥川季花さんです。事前に録画したビデオでのご出演となりました。
高校時代に地元で紀伊半島大水害により被災したことから、「土砂災害による人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げて、災害リスクの低い山づくりをしたいと志し起業しました。自ら山に出向き、目や耳で感じた全てを問題解決に生かしています。一般の私達がどんぐりの苗木を購入して育て、それを植林してもらうことで山づくりに参加できるという仕組みは、奥川さんの山への思いが詰まった画期的な取り組みです。林業事業体や自治体、一般顧客や企業と共に、森林の整備や商品・コンテンツの企画を行うことで、業界の枠を超えた森林産業のコミュニティを構築しています。
続いては、茨城県 コンプラス株式会社 佐藤みどりさんの登場です。
交通インフラが整備されていない地方都市で、運転免許を返上し、またインターネットを使えない高齢者の方は、毎日のお買い物をどうしたらいいのでしょう?買い物困難者を何とかしたい、住んでいる場所や年齢に左右されることなく、誰もが同じサービスを受容できるインフラを構築したい、と佐藤さんは立ち上がりました。【訪問型】【ネット型】【タブレット型】の買い物支援サービスで、状況に応じて問題を解決します。高齢者の見守りや安否確認機能に加え、直接利用者とコミュニケーションをとることにより、笑顔も生まれる思いやりあふれるサービスです!
ファイナリスト最後のプレゼンは、静岡県 株式会社PEER 佐藤真琴さんです。
がん患者数は増え続けています。決して他人事ではありません。がん患者さんは、大きな悩みを抱えているのに、どこに相談すればよいのかわかりません。ネット検索をしても、情報は膨大で、自分にとって有益な情報を探し出すのが非常に困難です。同じ悩みを持つ患者さんや、専門家と話したいと思っても、コロナ禍でその場も限られています。そのニーズに応えるべく、がん治療とともに生きる患者さんへ、個別性の高い日常生活の情報と支援を提供していくのが佐藤さんのビジネスモデルです。長年にわたり、がん患者さんの声を直接聞いてきた佐藤さんだからこそできる事業です。
8名のファイナリストのみなさんのプレゼンテーションが終了し、いよいよ各賞の発表です。
今回は、DBJ女性起業大賞が1名、DBJ女性起業優秀賞2名が表彰されます。
まずはDBJ女性起業優秀賞のお一人目
リンクメッド株式会社 吉井幸恵さんです!
続いては、DBJ女性起業優秀賞のお二人目
株式会社ソマノベース 奥川季花さんです!
奥川さんご欠席のため、代理で同社の浅利知波瑠さんが壇上に上がられました。
突然のことに驚かれていらっしゃいましたが、笑顔でのご対応ありがとうございました。
残すは DBJ女性起業大賞の発表です。
受賞されたのは
株式会社StockBase 関芳実さんです!
おめでとうございます。
受賞後のスピーチでは、きらりと浮かんだ涙が印象的でした。
受賞者の皆様、ファイナリストの皆様、ほんとうにおめでとうございました。
どのビジネスプランも、社会に対する熱いメッセージが込められており、今後の活躍が期待されます。
温かい拍手が会場を包みこみ、寒さも忘れるひと時となりました。
コンペティションの詳細は、こちらに掲載しておりますので、是非ご覧ください。
今回のコンペティションは「未来へつながる道は この一歩から!」というテーマで進めてまいりました。女性起業ポートセンターは、起業家のみなさまが明るい未来へ歩みだせるご協力を続けてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(DBJ-WEC事務局 風祭)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2022/06/07
6月3日(金)の深夜0時より一時的にコンペティション応募フォームが機能しない事象が起きておりましたが、6月3日(金)12時頃に復旧し、正常に応募を受け付けることが可能となりました。この不具合を受け、当初、6月3日(金)正午としていた応募締め切りを、6月4日(土)正午 へ延長させていただき、同時刻をもって応募受付を終了しました。
みなさまには、ご迷惑をおかけし、まことに申し訳ございませんでした。
女性起業家の皆様からの沢山のご応募、まことにありがとうございました。コンペティションの周知にご協力賜りました支援機関をはじめ関係者の皆様方にも厚く御礼申し上げます。
今後、審査委員および事務局にてビジネスプランの審査を進めてまいります。大変恐縮ではございますが、募集要項記載のとおり、1次審査(書類審査)を通過された方にのみ、個別に2次審査のご連絡を差し上げます。なお、1次審査が終了いたしましたら、当センターのホームページ(https://www.jeri.or.jp/wec/)にてその旨を公表します。
(女性起業サポートセンター 一同)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2022/05/13
桜の華やかな季節が過ぎ、新緑の眩しい季節を迎えました。この時期、何か新しいことを始めようと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?その「新しいこと」のひとつに、DBJ女性新ビジネスプランコンペティションへのご応募を選んでいただけると、とても嬉しく存じます。
さて 以前より、多くの皆様からビジネスプランについて、「作成するコツを教えてほしい」「どういった表現をすると、自分の考えが届くのか教えてほしい」「作成方法などを学べるセミナーを開催してほしい」等々のお声を頂戴しておりました。そこで、そのご要望にお応えしたく、4/27に専門の講師による「ビジネスプラン ブラッシュアップセミナー」を開催いたしました。
お迎えした講師は、有限責任あずさ監査法人 シニアマネジャー 公認会計士の西村孝史先生です。
西村先生は、これまで幅広い業種50 社以上の事業計画作成に関与され、事業計画作成後には事業計画の進捗確認も行い、定期的に経営者とのディスカッションを行うなど、経営に対する「プロフェッショナル」です。
講義中の西村孝史先生
まずは1時間の講義です。 「事業計画を作成する目的とは?」「事業計画における重要なポイントとは?」の順に、図や表入りの資料で、大変わかりやすく説明してくださいました。
数字だけで説明するのではない、作り手の「魂」がこめられたビジネスプランはどのように作成すれば良いのか?西村先生の講義に多くのヒントがあったのではないでしょうか。
西村先生の他、有限責任あずさ監査法人の、シニアマネジャー 公認会計士の小川紀久子様から「ベンチャー企業を支援している女性会計士からのエール」と題して、ご視聴の皆さまに熱いエールを、そしてパートナー 公認会計士の小國義之様からは心のこもった「応援メッセージ」をいただきました。
講義終了後は、皆様からお寄せいただいたご質問にお答えいただきました。
画面の向こう側、ご視聴の皆様に向かって、ひとつひとつ丁寧にお答えくださる先生方。セミナーの「講師」としてだけではなく、私達の背中を押してくださる「応援団」のように、暖かい言葉で励ましてくださいました。
ご質問にお答えいただく西村先生
ご視聴の皆様からは、たくさんのご質問をいただき、ありがとうございました。残念ながらお時間の都合で、全てお答えできずに申し訳ありませんでした。
近日中に、セミナー当日の動画と資料をHPに掲載いたしますので、ご出席いただけなかった皆様、是非ご覧いただければと存じます。ご出席された皆様も、是非もう一度・・・・二度 三度・・・・ご覧いただき、ビジネスプランを作成される際のご参考にしていただけますと幸いです。
皆様からビジネスプランをお送りいただく「第9回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」の応募〆切は、6/3(金)正午です。まだまだお時間がございますので、ご自身の想いを込めたビジネスプランを作成していただき、ひとりでも多くの皆様からのご応募を、心よりお待ち申し上げております。
(女性起業サポートセンター 風祭)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2022/04/21
みなさま こんにちは。
DBJ女性起業サポートセンターは、第9回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションを開催しています!
募集期間は4/6(水)~6/3(金)正午までです。
先日4/15(金)に、コンペティションのオープニングセミナーを開催しました当日の様子を簡単にご紹介いたします♪
今回は全編オンラインで実施したこともあり、全国から、たくさんの方にご参加いただきました!
今回のプログラムは、
① ㈱ドムドムフードサービス代表取締役 藤﨑忍様の基調講演
② 藤﨑様と、㈱エムスクエア・ラボ代表取締役の加藤百合子様、ロイヤルブルーティージャパン㈱代表取締役社長の吉本桂子様とのパネルディスカッション
③ 第9回コンペ募集のご案内
というコンテンツで開催しました。
詳しくはコチラ↓
https://www.jeri.or.jp/wec/seminar/opseminar.html
セミナーの動画は、近々こちらのページにアップしますので、当日ご参加いただけなかった方も、ぜひご覧くださいね^^
https://www.jeri.or.jp/wec/seminar/
アップしましたらメルマガでお知らせいたします。
1つ目のコンテンツ、㈱ドムドムフードサービス代表取締役社長の藤﨑様の基調講演です。
藤﨑様は、39歳で初めてのご就職。若者向けのアパレルショップで手腕を振るわれました。その後、飲食店でのアルバイトを経て、自ら事業計画を練って金融機関から融資を獲得し、家庭料理のお店を開業。その後、㈱レンブラント・インベストメントに入社し、ドムドムバーガーの商品開発と人材開発を担い、店長、スーパーバイザーを経て、㈱ドムドムフードサービスの代表取締役に就任されています。
様々な転機を経験されてきた藤﨑様、その都度ご苦労や辛い思いをされてきたはずなのに、どんな状況であっても前進されている姿に、みなさま、勇気をもらえたのではないでしょうか。
「自身の可能性に蓋をすることなく、歩み続けること」「普通などという言葉は誰にも当てはまらない」「失敗や後悔など、存在しない」・・・等々、
折れそうになったとき、思い出したい言葉です。
2つ目のコンテンツ、パネルディスカッションです。
※左から、藤﨑様、ロイヤルブルーティージャパン㈱代表取締役社長の吉本様、
DBJ女性起業サポートセンター課長の天野。右側画面は㈱エムスクエア・ラボ代表取締役の加藤様。
加藤様と吉本様は、お二人ともDBJコンペの大賞受賞者ですので、コンペの応募きっかけや、応募したご経験等、ありのままに語っていただきました。みなさま、ご参考にされてみてくださいね^^
お二人のご事業については、こちらでも紹介していますので、ご興味ある方はご覧くださいね↓
加藤様 https://www.jeri.or.jp/wec/finalist/1st/Katou_Yuriko.html
吉本様 https://www.jeri.or.jp/wec/finalist/2nd/Yoshimoto_Keiko.html
「起業」に求められる役割、起業してから得たもの、地域からの発信、等々、ざっくばらんにディスカッションいただきました。
あっという間に1時間が過ぎ、ご参加のみなさまからのご質問を少ししかお受けすることができず、ほんとうに申し訳ありませんでした💦
3つ目のコンテンツとして、第9回コンペの募集案内をさせていただきましたが、
こちらも、講演・パネルディスカッションの動画とともに、ウェブページへアップする予定です。
https://www.jeri.or.jp/wec/seminar/
ぜひぜひ、動画もご覧くださいね~。
また、コンペ応募後希望者を対象に、4/27(水)にはビジネスプランブラッシュアップセミナーを開催します。よろしければご参加くださいませ^^
https://www.jeri.or.jp/wec/seminar/brushupseminar.html
最後に、歴代ファイナリストや支援者のコメント入りの応援メッセージ入りのショート動画をご案内します↓
https://youtu.be/uNPd9WzCu9U
※動画はトップページにも掲載しています。
https://www.jeri.or.jp/wec/
コンペ締め切りは6/3(金)正午です♪
みなさまのチャレンジお待ちしています。
(女性起業サポートセンター 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2021/07/27
前回に引き続き、DBJ-WECでは、ファイナリスト座談会を開催しました!
今回のテーマは「顧客開拓~リピーター獲得」です。
テーマに合わせ、参加ファイナリスト各社の課題に対し、その他ファイナリストから意見やアドバイスを募ります。
今回は10社程のみなさまにご参加いただきました。
これまで第1回~8回と続いているDBJコンペですが、ファイナリストのみなさま同士、回を超えた活発な意見交換の場となりました。
これを機会に、ファイナリスト同士の交流が活発になることはもちろん、各社の企業戦略の一助となれたら幸いです♪
DBJ-WECは、ファイナリストのみなさまや、全国の起業家のみなさま向けに、様々なイベントを企画してまいります。
会員の方にはメルマガでもお知らせいたしますので、ぜひ、会員登録(無料)くださいませ。
会員登録はこちら→https://www.jeri-wec.jp/top/
(DBJ-WEC事務局 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2021/07/15
このたび、前女性起業サポートセンター長の宮川の後を受けまして、新センター長に就任いたしました山川 未来夫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
当センターは、2011年の発足以降、「女性の起業活動により、経済・社会の活性化、構造改革を促す。」ことを目標に掲げ、女性の起業活動を支援するため、「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」の開催を含めた幅広い活動により、女性起業支援のフロントランナーとして取り組んでまいりました。
昨今、コロナ禍が契機となり、経済や社会のあり方、なかでも個人の働き方やライフスタイルが大きな変化の兆しをみせているなか、新しい発想で社会の課題解決に真摯に取り組まれている女性起業家の方々の熱い想いを実感しております。
女性起業サポートセンターと致しましても、行政や様々な支援機関の皆様と連携しながら、女性による起業が社会により定着することを目指し、女性起業家の様々なニーズにきめ細かく対応できるよう邁進してまいります。
引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
山川 未来夫
女性起業サポートセンター長
2021/06/25
新緑の季節から、梅雨の季節へ。だんだんと湿度が高くなり、マスクがほんとうに鬱陶しいですね。でも これ以上の感染を広げるわけにはいきません。
一人ひとりがマスク着用、消毒など、できることを続けなくては、と思う今日この頃です。
さて 「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」も、すでに8回開催され、ファイナリストの皆様は、なんと70名を超える「大所帯」となっており、大変ありがたいことと思っております。
そのファイナリスト皆様おひとりおひとりが、日々お忙しくご活躍をされていらっしゃいますが、その中でいろいろお悩みを抱えていらしたり、何かを共有したいと思っていらっしゃいます。
当センターとして、何かお手伝いできることは無いでしょうか・・・・・・・・・・・
また コンペティションの回が異なるファイナリストの方同士は、顔を合わせていただく機会がほとんどありませんでした。「是非 面識のないファイナリストの方とお話ししてみたいのですが」というお声も多く頂戴しており、当センターとして、何かできることは無いでしょうか・・・・・・・・・
といったところから、ファイナリストの方々がご参加いただける機会をつくるべく、先日「第一回ファイナリスト座談会」なるイベントを開催いたしました!!
これは、毎回ひとつのテーマを決めて、ご出席のみなさんで意見交換をしていただくお時間です。
そこでは、おひとりおひとりがテーマに沿った自社の課題や、お悩み、また 他のご出席者の方へのご質問などなど、自由にご発言いただく場としてい
ます。
本来であれば、みなさまに実際にお集まりいただきたかったのですが、このコロナ禍のためリモートにて開催いたしました。どうもリモートですと、会話が一方通行になりがちで、盛り上がらないのではないか?と心配していたのですが・・・・・・・どうして どうして!そこは、ひとつの夢を実現しようと歩んでいらっしゃる皆様、共通する思いが多く、また みなさまの明るさもあり、盛り上がることったら・・・・・(笑)
あっという間に時間が過ぎ、座談会は終了いたしました。
このお時間がご出席されたファイナリストの方々にとって、少しでもお悩み解決の糸口になったり、新たなネットワーキングの場となっていただけたら嬉しく存じます。
女性起業サポートセンターでは、これからもファイナリストのみなさまにとって、何かお役に立てるようなイベント等を開催する予定です。
コラムをご覧いただいている皆様にも、その時の模様をお伝えしてまいります。
(DBJ-WEC事務局 風祭)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2021/03/26
この1年あまり・・・・・地球上で輝いていたものが輝きを失い、声を潜めてじっとしているような毎日。普通のことが普通でなくなり、握手すら躊躇してしまう日常なんて・・・・・。
そんな中、あっという間に冬が終わり、花の色や香りに心を癒され、鳥の声に心が静まります。こんな状況でも、春は私達のもとにやってきたのです。これからのことを一人一人が考えて、そして距離はあるけれど、多くの人が心を一つにして乗り切っていきたいものです。
春の訪れが感じられる3月16日、DBJそしてDBJ-wecは、SHIBUYA QWSと共催でイベントを開催いたしました。SHIBUYA QWSは、【Social Scramble Space / 渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点】をコンセプトに掲げ、多様なバックグラウンドを持つプレイヤー達の[問い]を交差させることで、未知の価値に繋がるムーブメントを生み出すことを目指しています。
イベント冒頭に、共催のSHIBUYA QWS 廣部様よりご説明していただきました。
<共催>SHIBUYA QWS(https://shibuya-qws.com/)
その新しい交差点を、みなさま、そして女性起業家とともに新しい一歩を踏み出すため、「DBJ-iHub & SHIBUYA QWS共催イベント 女性起業家が創り出す「新しい」未来とは??」と題し、2時間に亘りオンラインにてお届けいたしました。コロナ禍のため、オンラインとなってしまったのは残念でしたが。
今回は、DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの受賞者およびファイナリストに選出されました、3名の起業家の方々にご登壇をお願いいたしました。起業の背景、業種など全く異なっていますが、起業により社会を変えたいという想いや、コロナという予測不能な局面を乗り切ろうとする想いは同じです。過去、現在そして「新しい」未来について、お話を伺うことができました。
まずは、お一方ずつの基調講演。
トップバッターは、第2回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションで特別賞 High-Spirits賞を受賞された㈱andu amet 代表取締役 鮫島弘子さんです!当日は、エチオピアからご参加いただきました。
トークテーマは、「コロナの世界的感染の中、エチオピアでの活動でどんな困難があり解決しようとしているのか?」です
鮫島さんは、世界最高峰のエチオピアシープスキンを贅沢に使用した、エシカルでリュクスなレザー製品を提供されています。エチオピアでの直営生産と、オンライン・表参道の国内店舗の販売を軌道に乗せていらっしゃいますが、このコロナ禍、エチオピアでの状況、そしてエチオピアと日本を結ぶご苦労などを語ってくださいました。言語はもちろん、日本とは文化も風習も全くことなる地で、一から奮闘されていらっしゃる鮫島さん。その地で、今後どういった未来を作り上げていきたいか、熱いメッセージをいただきました。
鮫島さんのプロフィールなどは、wecのHP「ファイナリスト」のページからご覧いただけます。
https://www.jeri.or.jp/wec/finalist/2nd/Samejima_Hiroko.html
続いては、第3回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション DBJ女性起業優秀賞を 受賞された㈱Waris 代表取締役(共同代表) 田中美和さんです!
トークテーマは、「リモート共同経営で、コロナ禍の危機にどうやって立ち向かっているか?経験からの提案とは?」です。
田中さんは、フリーランス女性と企業とのマッチングや離職女性の再就職支援、女性役員紹介事業等に取り組んでいらっしゃいます。コロナ禍で、働くことについての考え方が変わってきた今、どのように対応されているのでしょう?また、共同代表の皆さんがリモートにより事業を進められている実体験から、私たちに大きなヒントを伝えてくださいました。
起業を考えていらっしゃる方にとって、そして今とは異なる働き方を探していらっしゃる方にとっても貴重なお話だったのではないでしょうか。
田中さんのプロフィールなどは、wecのHP「ファイナリスト」のページからご覧いただけます。
https://www.jeri.or.jp/wec/finalist/3rd/Tanaka_Miwa.html
ご登壇最後は、第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリスト、㈱ビューティフルスマイル 代表取締役 文美月さんです!トークテーマは、「社会的不安の中だからこそ、社会課題解決ビジネスで見落としがちな収益化の視点とは?」です。
文さんは、ヘアアクセサリーDtoCで実績を上げられ、ユーズドヘアアクセを途上国へ寄贈するとともに、販売した現地売上で職業支援への寄付など実施。更に2018年からは、「もったいないもの」に光をあて、食品ロス削減事業『ロスゼロ』を開始。コロナ禍で食に対する注目が増える今、社会課題だけでなくビジネスとして成功するための秘訣をお話いただきました。ご自宅で資金・人脈・経営経験・商材ゼロの状態から起業された文さん・・・・・・力強く前向きなお考えとともに、人を引き付ける明るい笑顔に、パワーを受け取った方も多かったと思います。
文さんのプロフィールなどは、wecのHP「ファイナリスト」のページからご覧いただけます。
https://www.jeri.or.jp/wec/finalist/8th/Bun_Mitsuki.html
基調講演の後は、いよいよ皆様揃ってのパネルディスカッションです。
モデレーターは、女性起業サポートセンター長の宮川が務めました。
起業された時の熱い想い。現在のコロナ禍でのご苦労。そして歩みを止めずに歩き続ける未来にどんな光景を見ているのか??など、鮫島さん、田中さん、そして文さんそれぞれがお話してくださり、短い時間の中ですが、それぞれが胸に抱く思いが十分に伝わってきました。
また お三方が、他のお二方に対してご質問をされるところは、パネルディスカッションの醍醐味でしたね。講演時とは、少し違った面が垣間見えたのではないでしょうか?
視聴者の皆様からのご質問をいただき、お答えいただく時間もありました。ご質問をいただいた皆様、ありがとうございました。残念ながら、お時間の都合で全てお答えすることができず申し訳ございませんでした。
そして、盛り上がった2時間はあっという間に終了しました。
ご登壇者の皆様、関係者の皆様、そしてご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
今後も多くの皆様に楽しんでいただけるようなイベントやセミナーを企画してまいりたいと思っております。できるなら、オンライン開催ではなく、直接皆様とお目にかかれる日を願って・・・・。
DBJ-WECは、メルマガでも、会員のみなさまに様々なイベントや情報をお届けしております。ぜひとも、会員登録(無料)していただけると幸いです。
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(DBJ-WEC事務局 風祭)
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2020/12/02
今年は暖冬といわれていましたが、少しずつ空気が冷たく、冬らしくなってきましたね。まだまだ世界的に厳しい状況ではあるものの、人類支えあって乗り越えていきたいなと思います。
ところで、みなさま、11月25日は何の日だったかご存知でしょうか?
そう、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」です。
本来、暴力自体、他者に対してやってはいけないことです。とりわけ、性犯罪やDVなど、女性に対する暴力は大きな社会問題になっています。このような卑劣な行為を世の中から無くせるよう、国、いえ世界で取り組んでいきたいですね。
そんな11月25日、私たちDBJ-WECは、きらぼし銀行との共催で女性起業支援セミナー「START UP セミナー for WOMEN」を開催しました。
コロナ禍ということで、オンライン開催となりました。
今回のコンテンツは、女性起業家3名によるショート講演(第1部)と、パネルディスカッション(第2部)です。
最初の講演は、㈱137の黒田千佳さん。言わずと知れた、第8回DBJコンペの大賞受賞者ですね♪
学校と家庭との連絡や情報共有を、よりスムーズに行うためのICTソリューションシステム「COCOO(コクー)」を展開しています。
詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。
この日の視聴者のために、事業紹介に止まらず、起業した背景や道のりまでお話してくださいました~
なんと、DBJコンペが人生の転機となったとのこと!
コンペでのプレゼン映像も公開していますので、ぜひ、みなさま、参考にしてみてくださいね。
https://www.jeri.or.jp/wec/competition/competition_8th.html
続いて、fermata㈱の杉本亜美奈さん。
このページをご覧のみなさまでしたら、きっと、フェムテックという言葉をご存知でしょう。
Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語です。女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品(製品)やサービスを指します。
興味があるけれど、どこから手を付けていいか分からないな~、という方は、ぜひ、fermataのHPをご覧ください!
東京 六本木にリアル店舗も。
3人目の講演は、㈱Surpassの石原亮⼦さん。
創業13年目、セールス&マーケティング事業をメインで展開しています。なんと、社員も幹部も女性が8割、おまけに未経験者も8割です。未経験でも仕組化できるノウハウがあるのです。
「営業」と聞くと、気合や根性といったワードを連想しませんか?でも実は、現代では、共感力、協調性、汲み取る力、細やかな感性が必要なのです。そしてそれは、どちらかというと女性の強みを生かすスキルです。㈱Surpassは、そんな女性営業に着目し、そのスタイルを仕組化しています。詳しくは、㈱SurpassのHPをご覧ください。
この日は、事業を展開する中での苦労話も詳しくお話していただきました。
講演だけでも、とっても濃い内容だったのですが、第2部パネルディスカッションでは、人材採用、資金調達に関わることまで、さらに踏み込んだ内容を話していただきました。
視聴者のみなさまからの質問にも、ふんだんにお答えいただきました~!
※時間が足りずに回答できなかったみなさま、申し訳ございません。
パネルの様子。左上はモデレーターのきらぼし銀行 創業支援グループ長 星さん。
今回、コロナ禍ということで、全編オンラインでセミナーを行いました。
その結果、リアルだとなかなか参加できない地域のみなさまにも、コンテンツをご覧いただき、本当に嬉しく思います。
これからも、様々なイベントをお届けできるよう、精進していきます!
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2020/07/27
みなさま、こんにちは。
夏休みシーズンになりましたが、旅行の予定も立てづらく・・・今年はコロナと共に、新しい生活様式の実践が求められていますね。
そんな時代ということもあり、第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの表彰式も、過去最少人数で、感染予防対策をとったり、オンラインツールを利用したりと、三密をさけて開催しました~。
例年、300名ほどのお客様をお招きして開催する表彰式ですが、今回はファイナリストと審査委員、DBJスタッフのみ。。ほぼ無観客試合です。。
やはり少し寂しい気もしてしまいますが、安全には変えられません。
ファイナリストのプレゼンは、後ほどコチラに動画掲載をしますので、みなさまお楽しみに!
さて、今年のファイナリストを紹介します!
応募総数243件のうち、8名が選出されました。
一人目は、東京都の株式会社MANABICIA 代表取締役社長 池原真佐子さん。
近年、働く女性は増えているものの、女性リーダーについては、まだまだ少ない状況です。池原社長は、女性がキャリアを継続し、さらにリーダーシップへ挑戦していく際、女性特有のライフイベント課題を含めたキャリア形成に対してアドバイスでき、さらにはロールモデルとなりうる多様なタイプのメンターが身近にいれば課題を解決できるのでは、と考えられました。そして、経験豊かな女性たちを「社外メンター」に育成し、知見や励まし・伴走を必要としている次世代女性リーダーたちへマッチングする事業、Mentor Forが誕生しました。
とっても分かりやすいプレゼンテーション!!
ご興味を持たれた方、ぜひこちらのHPをご覧ください↓
続いて、一般社団法人旅の栞 代表理事の榎本峰子さん。徳島県よりリモート出演でした。
コロナが落ち着いたらどこか旅行に行きたい!と思っている方も多いのではないでしょうか?しかし、障がい者や高齢者の中には、そんな楽しい旅行を諦めなければならない方々がいるのです。今の世の中では、そのような方の遠出や旅行はどうしても困難が伴います。そんな状況を解決すべく、榎本代表は、地域の各専門職と連携し、旅のワンストップサービスを展開し、徳島県のみならず全国へ広げていこうと奮闘されています。
日々、プレゼンの練習を繰り返していた榎本代表。本番でもばっちりでした♪
一般社団法人旅の栞にご関心のある方、こちらをご覧ください↓
3人目は、株式会社KURABITO STAYの代表取締役社長 田澤麻里香さんです。
みなさま、日本酒はお好きですか?・・私は結構好きです(笑)
株式会社KURABITO STAYは、現役の酒蔵に滞在しながら神秘的な日本酒造り体験を楽しめる、お酒好きとしては夢のような観光サービスを実現しています。田澤社長の出身地である、長野県佐久地域の伝統産業である酒造りを活用し、「世界中の日本酒ファンのデスティネーション」を目指した地域ブランディングに挑戦しています。
体験中にゲストが着るという蔵人姿で登場していただきました!
思いのこもった、本当に素敵なプレゼンでした。
株式会社KURABITO STAYにご興味のある方はこちらをご覧ください↓
続いて、株式会社137 代表取締役社長 黒田千佳さんです。
学校と家庭との連絡手段は、実は50年前から変わらず、紙が主流なのだそうです。
黒田社長の展開する、学校連絡・情報共有サービス「COCOO(コクー)」は、学校と家庭との情報共有を円滑にする画期的なシステムです。これによって、情報が確実に伝わり、先生たちの長時間労働を減らし、その分、生徒と向き合う時間を捻出することが期待できます。
簡潔に、でも丁寧なプレゼンテーション。とても惹きつけられました!
株式会社137のHPはこちらをご覧ください↓
5人目のファイナリストは、福岡県より、オングリット株式会社の代表取締役 森川春菜さんです。
土木業界の深刻な人手不足により、悲しいことに、各地で事故が起こってしまっています。一方、シングルマザーや障がい者の雇用は進まず働きたくても働けない状況に陥っています。森川社長は、それぞれをテクノロジーによりマッチングさせ、双方の課題解決ができるのでは、と考え、自社開発の高所点検ロボットとポール型ドローンと、未経験者でも作業可能なシステムとを組み合わせたサービスを展開しています。
緊張気味の森川社長でしたが、本番では流石、落ち着いた分かりやすいプレゼンでした!
オングリット株式会社にご関心のある方、ぜひこちらをご覧ください↓
続いてのファイナリストは、一般社団法人くるむの代表理事 佐藤里麻さんです。宮城県よりリモートにて出演いただきました。
みなさまは「低出生体重児」という言葉をご存知でしょうか?出⽣時に2,500g未満で産まれた⾚ちゃんのことで、母子ともに様々なリスクを負う確率が高くなります。一般社団法人くるむは、小さく産まれた赤ちゃんが着られる肌着の企画・販売、コミュニティサポート等を通じて、親子の愛着形成を図り、産後の支援に繋げたいという佐藤代表の想いから始まっています。
佐藤代表の滑らかなスピーチ、毎回すーっと惹き込まれてしまいます・・!
ご興味のある方、ぜひこちらのHPをご覧ください↓
7番目は、株式会社Singular Perturbations 代表取締役 梶田真実さん。
おそらく、多くの方がスリや痴漢など、何かしら路上犯罪の被害に遭ったことがあるのではないでしょうか。そして多くの方が、いつどこで犯罪が起こるかなんて予測できないし、運が悪かった、と諦めているのではないでしょうか? もう諦めなくていいのです。株式会社Singular Perturbationsは、犯罪の要因を独自のアルゴリズムで分析し、犯罪予測システム「CRIME NABI」を開発しています。安全な経路を事前に取得することで、安全安心な暮らしが可能になります。
梶田社長の生き生きした表情は、見ている私たちにもワクワク感が伝わってきます!
株式会社Singular PerturbationsのHPはこちらです↓
最後のファイナリストは、株式会社ビューティフルスマイル 代表取締役 文美月さんです。
食品の製造・流通段階では、どうしても規格外品が出たり、在庫が余ったりしてしまいます。まだまだ食べられるものなのに、捨ててしまうなんてもったいない! そんな文社長の想いで始動したのが、食品メーカーと消費者をつなぐ食品ロスのプラットフォーム「ロスゼロ」です。ECはもちろん、企業へのサブスクリプション導入、規格外食材のみを使った食堂イベントの不定期開催などを行い、日本社会に食品ロス削減から生まれる新たな商流を作り出そうと奮闘中です。
文社長はシリアルアントレプレナー。聴き手に響く素晴らしいプレゼンテーションでした!
ロスゼロについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください↓
8名のファイナリスト、みなさま本当に素敵なプレゼンでした!!
みなさま全員が表彰されては?と思ってしまうのですが・・今回、この中から3名の方を表彰しています。
まずは、最優秀ソーシャル・デザイン賞。
革新的な発想や技術・サービスによって、新しいニーズや市場の掘り起こし、社会課題の解決に役立つ優位性の高いビジネスプランを選出しています。
受賞者は・・・
・・・株式会社137の黒田千佳さんです!
とてもびっくりした様子の黒田社長。おめでとうございます!
次に、最優秀グロース・ポテンシャル賞。
今後、事業を拡大する成長力や発展性が多いに期待され、体制面の充実も認められるビジネスプランを選出しています。
受賞者は・・・
・・・株式会社Singular Perturbationsの梶田真実さんです!
驚きと喜びが混じった晴れやかな笑顔。おめでとうございます~!
3つ目は、最優秀リージョナル・インパクト賞。
地域課題の解決、地域内の人材や資源・地域の強みの活用などにより地域活性化につながると見込まれるビジネスプランを選出しています。
受賞者は・・・
・・・一般社団法人旅の栞 榎本峰子さんです!
リモート画面に目に涙を浮かべた榎本代表の姿が。おめでとうございます!
今回は、この3つの賞の中から、実現可能性、社会課題の解決に対し最も優れたビジネスプランで、起業家としての資質が高く評価された方をDBJ女性起業大賞として表彰しました。
DBJ女性起業大賞は・・・
・・・・・・・株式会社137の黒田千佳さんです!!!
お名前が呼ばれた瞬間、黒田社長の背中がブルっと震えたのが印象的でした。おめでとうございます!!
受賞者のみなさま、ファイナリストのみなさま、本当におめでとうございます。
コンペティションの詳しい情報はこちらに掲載しています。
近々、ファイナリストのプレゼン動画をアップしますのでお見逃しなく!
どの事業もどの経営者も生き生きと素晴らしく、今回のコンペティションでもたくさんパワーをもらいました。近い将来、起業という選択が、当たり前となる日が来るような気がします。
これから先も、私たちDBJ女性起業サポートセンターは、起業家応援・サポートを頑張ってまいります!
(DBJ-WEC事務局 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2020/01/31
第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの募集は、1月30日(木)17時をもって終了致しました。女性起業家の皆様からの沢山のご応募、まことにありがとうございました。コンペティションの周知にご協力賜りました支援機関をはじめ関係者の皆様方にも厚く御礼申し上げます。
今後、審査委員および事務局にてビジネスプランの審査を進めてまいります。大変恐縮ではございますが、募集要項記載のとおり、1次審査(書類審査)を通過された方にのみ、個別に2次審査のご連絡を差し上げます。なお、1次審査が終了いたしましたら、当センターのホームページ(https://www.jeri.or.jp/wec/)にてその旨を公表します。
(女性起業サポートセンター 一同)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2019/12/23
みなさまこんにちは。寒くなってきたかと思えば、あっという間に年末ですね。
子どもの頃は無限に感じた1日1日なのに、なぜかあっという間に過ぎる今日この頃です。
先日12月11日(水)に、香川県高松市にて、香川経済同友会主催の「働く女性活躍推進講演会」を見学してまいりました。
スピーカーは日本政策投資銀行の原田文代です。原田は女性起業サポートセンターのシニアアドバイザーも務めています。
テーマは「ダイバーシティと人財活用」
ダイバーシティとは、「幅広く性質の異なるものが存在すること」
世の中には、人種、性別、年齢などの目に見える違いだけでなく、宗教、教育環境、経験といった目に見えない違いが存在します。
そんな多様性をもつ私たちが、お互いを受け入れ、価値を見つけ、平等な機会を得ることで、最大限のパフォーマンスを発揮する、それが組織全体のパフォーマンスにつながる、これがダイバーシティマネジメントであるということです。
とはいえ、私たち人間は、育った環境において、知らず知らずのうちに偏見を刷り込まれて生きてきました。一言でダイバーシティといっても、一筋縄ではいかず、その実現には試行錯誤、創意工夫が必要なのだな、と感じます。
講演では、様々な企業の取り組み事例を交えながら、日本におけるダイバーシティマネジメントの進捗も紹介されました。
現状はまだまだ一定の男性層の優位が目立つ日本社会。
起業家に占める女性の割合をみても、緩やかに増加傾向ではあるものの、とても少ないのです。
微力ですが、私たち女性起業サポートセンターも、女性起業の推進、そして起業家のみなさまへの伴走、PRに邁進してまいります。
第8回女性新ビジネスプランコンペティションの募集も12月3日より開始しております!
年明け1月30日17時が〆切です。みなさまからのたくさんのご応募、心よりお待ちしております。
https://www.jeri.or.jp/wec/competition/
(女性起業サポートセンター 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2019/12/18
木枯らし1号が吹いたのか吹かないのか曖昧なまま、あっという間に冬が訪れてしまいました。寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの開催を待ってくださっている皆様、大変お待たせいたしました。ついに12月3日、第8回コンペティションの応募受付開始となりました!
その応募受付開始初日、オープニングセミナーを開催致しました。当日は、多くの方々にお集まりいただきありがとうございました。なんと!北海道から、そして九州からお越しいただいた方も・・・・・遠いところから、ほんとうにありがとうございます。皆様の熱いお気持ちにお応えできるよう、事務局一同、気を引き締めてまいらねば・・・・・・・と心に誓いました。
さて 当日のセミナーの様子を、少しですがご案内いたします。
主催者を代表して、株式会社日本政策投資銀行 女性起業サポートセンター長の沖田恭昭よりご挨拶をさせていただきました後、沖田がファシリテーターとなり、3名の方々によるパネルディスカッションを行いました。ご登壇いただきましたのは、第7回コンペ DBJ女性起業大賞を受賞されました、合同会社巻組 代表社員の渡邊享子様、DBJ女性起業優秀賞を受賞されました、WAmazing株式会社 代表取締役社長 加藤史子様、そして女性起業事業奨励賞を受賞されました、株式会社INGEN 代表取締役 櫻井杏子様です。
写真右より、渡邊様、加藤様、櫻井様、沖田
まずは3名の皆様それぞれの事業紹介をしていただいた後、パネルディスカッションが始まりました。
事業内容も、そして魅力も異なる3名の登壇者の皆様に、会場の皆様の熱い視線が注がれます。
「成功のポイントは?」「事業が軌道に乗ったターニングポイントは いつ どんな?」「最も苦労されたことは?そしてそれをどのように克服されたのでしょう?」等々 等々・・・・・・・興味深い数々のテーマに、3名の皆様は、ひとつひとつ真摯にお答えくださいました。
そして、会社の組織づくりがテーマになった時です。現在 ほぼお一人で全てを切り盛りされている櫻井さんに、渡邊さんと加藤さんから、ご経験を交えたアドバイスがありました。丁寧にお答えになるお二人に、櫻井さんは何度も頷いていらっしゃいました、その時!ステージと会場の一体感が生まれたように見えました。会場の皆様の中にも、同じお悩みを持つ方も多かったのではないでしょうか。ステージと会場の皆様との境がなくなり、全員が同じステージの上に座っていらっしゃるようでした。
そして「コンペ応募で気を付けること」のテーマでは、応募の心構えなどについてのお話を伺うことができました。「応募する目的をはっきり持つこと」「自分が行っていることをわかりやすく伝えること」「決してぶれないこと」などのコメントを、会場の皆様はメモされていらっしゃいました。最後には、会場の皆様にメッセージもいただきました。「コンペは、ぶれない自分を整理する良い機会になります」「やりたい気持ちがあれば、やらない手はないですよ!」「自分が信じたことを、アスリート気分でやりぬきましょう!」などの熱い言葉に励まされた方も多かったのではないでしょうか。
あっという間に1時間が過ぎ、会場の皆様からのご質問を少ししかお受けすることができず、ほんとうに申し訳ございませんでした。
パネルディスカッション後、休憩をはさんで、当センターの八木から、第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの詳細についてご説明させていただきました。
日頃頂戴するご質問の内容を含めご説明させていただきましたが、参考にしていただけましたでしょうか?何かご不明な点がございましたら、HP をご確認いただき、どうぞお問合せください。
また 近日中にセミナー当日の動画をHPにUPいたしますので、ご出席いただけなかった皆様も是非ご覧いただき、ご参考になさっていただけますと幸いです。HPには応募手順も掲載しておりますので、どうぞご確認ください。
第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションへのご応募締切は、来年1/30(木)17:00です。
皆様の新年の目標のひとつに、コンペへの応募が入っていましたら、大変嬉しいのですが・・・・・・・・。
ひとりでも多くの皆様のご応募を、心よりお待ち申し上げております。
(女性起業サポートセンター 風祭)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2019/10/25
10/21(月)、仙台にてスタートアップセミナーを開催しました。七十七銀行とDBJの共同企画で、今回で3回目の開催でした。
今回もとてもパワー溢れる起業家さんたちに登壇いただきました。合同会社巻組の渡邊享子さん、株式会社ビヨンドザリーフの楠佳英さん、一般社団法人くるむの佐藤里麻さんの3名です。
宮城県石巻市にある合同会社巻組は、道路に接道していなかったり、汲み取り式トイレだったりといった絶望的条件の空き家を取得し、暮らす場所を求めている若手アーティストや起業家、外国人を中心とした人たちに提供しています。そうすることで、石巻にイノベーティブな人材が集まり、地域に新しい価値をもたらしています。今の画一的な日本社会において、一見、無価値に見える空き家と、居場所がない若者たち・・・でも本来はそうではないのだ、と気づかせてくれます。
株式会社ビヨンドザリーフの楠さんが事業を始めようと思ったきっかけは、義理のお母さんの存在でした。社会とのつながりを失ったお義母さんは、家からでなくなり、だんだんと元気がなくなっていったそうです。そんな時、お義母さんが得意な編み物と、元女性誌編集者の楠さんが通じるトレンドとを掛け合わせてみたら、新しい価値を産み出せるのではないか、と考えました。そして、3~40代女性をターゲットにしたバッグや雑貨を制作、販売する会社を立ち上げたのです。
一般社団法人くるむの佐藤さんは、低体重児のためのベビー服の商品化を進めています。起業には、ご自身がご長男を幼くして亡くされたという背景があります。実は、低体重の赤ちゃんのための衣服は、なかなか手に入りづらく、どうしても裸におむつ姿で寝かされることになってしまうようです。佐藤さんは、デリケートな低体重児の肌を傷つけない素材、医療行為の妨げにならないようなデザインや色を意識し、開発に取り組んでいます。
3名の事業に共通するのは、今の世の中でなかなか気づいてもらえなかったり、重きを置かれなかったりする物事に対し、見つめ直して価値を見出し、発信しているところなのかな、と思います。
そんな3名でのパネルディスカッション、良いことも悪いことも本音で語っていただき、大変盛り上がりました!
起業で挫けそうになった経験や、逆に功を奏した経験をざっくばらんに語っていただき、その上で会場のみなさんへ効果的なアドバイスもいただきました。
会場のみなさんからの質問にも熱く答えていただきました~!
そして、第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの開催が決定いたしました!
詳細はこちらをご確認ください↓みなさまからの多数のご応募、お待ちしております!
https://www.jeri.or.jp/wec/competition/
今後のイベント予定はこちらです↓どうぞみなさま奮ってご参加ください♪
https://www.jeri.or.jp/wec/seminar/
(DBJ-WEC事務局 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2019/10/11
みなさま、こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?
日中はまだ暑さが残っているものの、少しずつ、空気が澄んで、過ごしやすくなってまいりました。
そんな心地よい秋晴れの9月24日、私たちDBJ-WECは、きらぼし銀行との共催で女性起業支援セミナー「START UP セミナー★for WOMEN」を開催しました。
女性起業家や、これから起業を考えている女性を対象にした、先輩起業家の講演とパネルディスカッションです。
最初の基調講演では、株式会社ワーク・イノベーション 代表取締役 菊地加奈子さんより、「起業という選択」というテーマでお話しいただきました。
元々大企業で働いていた菊地さんですが、出産・育児に伴い6年間の専業主婦生活を経て、社会保険労務士として開業、さらに保育園経営・コンサルティング業を起業されています。
「働けない理由ではなく、働ける方法を考える」
そんな菊地さんの起業背景に、背中を押された方も多いのではないでしょうか。
https://workinnovation.co.jp/
続いて、株式会社RICCI EVERYDAY 代表取締役 仲本千津さんに登壇いただきました。仲本さんは、1年の約半分をウガンダで過ごし、ウガンダ人のスタッフと共に、アフリカ布を使ったカラフルでプレイフルなバッグや雑貨を製造、販売しています。第6回DBJコンペの事業奨励賞受賞者でもあります。
ウガンダで、シングルマザーを中心に社会的に阻害されてきた人々の雇用を創出し、社会の安定化を目指す仲本さん。信念をもって事業を進める姿を見ると、いつも身が引き締まります。
https://www.riccieveryday.com/
3人目の登壇者、株式会社HERBIO 代表取締役 田中彩諭理さんからは、事業の概要と創業に対する思いを語っていただきました。株式会社HERBIOは、就寝中に基礎体温を違和感なく計測できるウェアラブルデバイスと、手軽にデータ管理できるアプリを開発しています。田中さんもDBJコンペ(第7回)のファイナリストで、コンペ時は公表できなかった計測箇所=おへそ もついに解禁になりました。どれだけ多くの人達を救うことでしょう。
https://herbio.co.jp/
パネルディスカッションでは、これら3名の起業家のみなさんから、事業を運営するうえでの苦労や乗り越えた経緯、さらにはプライベートとの両立や今後のステップまで、普段なかなか聞けないことまでお聞きできました。会場では真剣な面持ちで頷きながらメモをとる方がたくさん。
最後、会場のみなさんへのメッセージで、田中さんが「起業は特別なことではない。進みたい道を歩んだらいいと思う。」と伝えてくださいました。起業している方も、そうでない方も、業務上大切な局面に差し掛かった時、どうしても気が張るものだと思います。その緊張感を大切にしながら、それぞれの道を模索していければいいな、そして私たちがその手助けができればありがたいな、と思っております。
次回のDBJ女性新ビジネスプランコンペティションについては、ただいまセンター一同、鋭意準備を進めており、もうすぐみなさまに情報をお届けできそうです。整い次第、会員のみなさまにお知らせメールを配信いたします。ぜひ、会員登録(無料)くださいませ↓
https://www.jeri-wec.jp/top/
(DBJ-WEC事務局 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2019/08/01
「愛媛」という地名は、古事記に出てくる愛比売(えひめ)という女神に由来すると言われています。神話の女神名を県名にしているのは、全国でも愛媛県だけとのこと。
そんな愛媛県にて、7月27日(土)に伊予銀行との共催セミナー「いよぎん みらい起業塾」を開催しました。
登壇されたのは、まさに女神のように輝く起業家や支援者のみなさんです。
左から、築城弥央さん(小倉織物製造株式会社)、神戸貴子さん(N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社)、山内満子さん(スリーラインズ株式会社)、竹森まりえさん(公益財団法人えひめ産業振興財団)。 みなさんが胸につけているピンク色のお花は、愛媛県四国中央市名産の水引で作られています
スタートは、スリーラインズ株式会社 代表取締役 山内満子さんの基調講演。
山内さんがお住いの愛媛県宇和島市にある遊子(ゆす)地域は、若者の故郷離れが加速しており、高齢化が進み消滅可能性都市の一つに挙げられています。そこで、地元で雇用を創出できるよう、井戸海水を利用した「スジ青のり」の陸上栽培技術を確立しようと活動しています。山内さんは、四国初のDBJ女性新ビジネスプランコンペティションの受賞者です♪第6回コンペでは「ソーシャルデザイン賞」を受賞されています。
http://utakichi.net/company.php
この日は、事業内容はもちろんですが、起業のきっかけやこれまでの歩みについてのお話が中心。プロジェクトを成功させるために何度も何度も試行錯誤を繰り返しながら、さまざまな困難を克服して来られた取り組みについて、失敗談までふんだんに交えながら話してくださいました。きっと測り知れない苦労があるはずなのに、前向きに困難に立ち向かわれる姿に、会場のみなさんも元気づけられたのではないでしょうか。
続いて、山内さんに加え、N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社 代表 神戸貴子さん、小倉織物製造株式会社 代表取締役 築城弥央さんのパネルディスカッションです。公益財団法人えひめ産業振興財団の竹森まりえさんがファシリテートしてくださいました。
神戸さんも築城さんも第7回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリストです。
神戸さんは、深刻な社会問題となっている介護離職問題に取り組むため、「わたしの看護婦さん」という介護支援システムを展開されています。なんと、介護を理由に仕事を辞める人は年間10万人にも上るそうです。N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社の事業は、日本の経済危機回避にも直結しています。
https://my-nurse.jp/data/
築城さんは、福岡県北九州市の伝統工芸「小倉織」を国内外に広く発信したい、という思いから、日本のみならず世界のニーズにきめ細かく安定的な自社での生産体制を実現すべく、小倉織物製造株式会社を立ち上げました。築城さんの取り組みは、放っておけば廃れてしまうかもしれない地域の伝統工芸の魅力に気づかせてくれます。
https://www.kokuraorimono.com/
パネルディスカッションでは、この3名の起業家のみなさんから、創業時の苦労や役立った支援策、さらには事業と家庭の両立や今後のステップまで、普段なかなか聞けないことも詳しく聞くことができました。会場では真剣な面持ちで頷きながらメモをとる方がたくさん。
お三方とも、朗らかな外見からは想像できないほど、それぞれが苦労を抱えていて、それぞれの方法で立ち向かっています。おそらくみなさまそうだと思いますが、事業を展開する、あるいは起業を考えるうえで、信じられないほどの困難に道を阻まれることがあるのではないでしょうか。そんな時、無理だと諦めるか、チャンスと捉えて邁進するかによって、全く異なる道が見えてくるのかもしれません。
セミナーでは、私たちDBJ-WECの取り組みについても紹介しました。
DBJ-WECは、みなさまの活動を応援しながら、自分たちもさらに効果的なサポートができるよう、努めてまいります。
最後に、みなさまから多くお問い合わせをいただく次回のDBJ女性新ビジネスプランコンペティションについてお知らせです。
次回の開催は、ただいまセンター一同、鋭意準備を進めています。整い次第、会員のみなさまにお知らせメールを配信いたします。ぜひ、会員登録(無料)くださいませ↓
https://www.jeri-wec.jp/top/
(DBJ-WEC事務局 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2019/07/05
雨・雨・雨・・・な毎日ですね。梅雨が明けたら、いよいよ夏本番です!
一足早いですが、夏の太陽のようなエネルギッシュな女性たちの姿をお届けします。
6/25-7にて開催されたWomen Politician Leaders summit 2019(以下WPL)の一部をご紹介します。
WPLとは、各国の女性議員や政治家が一堂に会し、グローバルな課題に対する意見交換を行うものです。2013年より様々な国で、概ね年に1回開催されていて、今回はじめて日本で開催されました。
そんなWPLの数ある分科会の一つに、DBJが主催する、女性の起業における課題や女性起業促進のための必要な施策について共有する、Empowering Women Entrepreneurshipというコマがあり、今回はこちらを見学してまいりました。
会場はとってもグローバルな雰囲気・・・!
そんなグローバルな聴衆を前に、モデレーターも務めた、DBJ女性起業サポートセンター シニアアドバイザーの原田より、女性起業家のグローバルトレンド、日本との比較、DBJ女性新ビジネスプランコンペティションを含めたDBJ-WECの取り組みを紹介しました。
原田が大枠のトレンドについてお話した後、実際の起業家2名より、事業紹介やリアルな体験についてのスピーチがありました。
株式会社和える 代表取締役 矢島里佳さんと、kay me株式会社 代表取締役 毛見純子さん。
どちらも、DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの大賞受賞者です♪
株式会社和えるは、日本の伝統工芸文化を次世代につなぐ仕組みづくりを行っています。
矢島さんは、大学生の時、とても素敵な職人さんたちと出逢い、衰退していく日本の伝統産業に対し、知る機会、使う機会を創出することで、魅力を継承していきたい、という思いで起業しました。
この日は、こぼしにくい器や本藍染のタオルといった日本の職人によるプロダクツにも実際に触れる機会があり、会場からは「Amazing!」などと声が上がっていました。
日本の伝統工芸の可能性を感じてもらえたのではないかな、と思います。
https://a-eru.co.jp/
「一瞬で華やか、ずっとラク」これがkay me株式会社のコンセプトです。
うきうきしたり、女性らしさを楽しんだり、かつ、時間を短縮したり、体に心地よかったり、といった側面からビジネスに挑戦する人を応援したい。毛見さんの創業には、そんな背景があります。
会場にはまさに、世界各国を飛び回るビジネスウーマンが多く、早速スマホで検索している姿がちらほら見受けられました。きっとkay meのドレスにわくわくし、興味を持ってもらえたのではないでしょうか?
https://kayme.com/
会場との距離がとっても近いイベントでしたので、各国の聴衆のみなさまからも、今回のセッションへの賛同や賞賛のメッセージが相次ぎ、女性起業促進の必要性について、活発な意見が交わされました。
ビジネスは小さな機会の積み重ねで、起業家のみなさまも、そうでないみなさまも、途方もない階段を、こつこつ一歩一歩登っておられることだと思います。
1つのことがきっかけで、矢島さん、毛見さんのビジネスが劇的に変化する、なんてことはありえませんが、今回のWPLでの講演によって、お二人の事業、女性起業について応援する人が増えていくといいな、と思います。
最後に、みなさまから多くお問い合わせをいただく次回のDBJ女性新ビジネスプランコンペティションについてお知らせです。
開催については、現在鋭意検討しているところです。決まり次第、会員のみなさまにお知らせメールを配信いたします。
ぜひ、会員登録(無料)くださいませ。↓
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(DBJ-WEC事務局 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2019/03/20
3月6日(水)、第7回コンペの審査結果発表・表彰式を開催しました!この場で初めて、ファイナリストと受賞者を公表しています。
今年は、応募総数214件のうち、ファイナリスト8名が選出されました。
結果発表の前に、総勢300名の招待客に向かって、ファイナリスト8名は自身の事業についてプレゼンしました。
まずはトップバッター、鳥取県のN.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社 代表 神戸貴子さん。
神戸さんの事業は「遠距離介護」のサポートです。突然やってくる親の介護・・・でも働き盛りの子ども世代が、日々対応することは不可能・・・。特に、地方出身者にとっては、介護と仕事との板挟みで、経済的にも精神的にも負担が大きく、望まない介護離職を選択しなければならなくなることも。
N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社が提供する「わたしの看護婦さん®」は、介護保険制度の下では解決できない、日々の細やかなサポートまで請け負い、遠くにいる家族を安心させてくれます。
そんな社会課題の解決を目指す神戸さん。熱い熱い想いが伝わるプレゼンでした。
ご興味を持たれた方、ぜひこちらのサイトをご覧ください↓
続いて、東京都の株式会社HERBIO CEO 田中彩諭理さん。
このHPを見てくださっている方の大半は女性かと思いますが、女性にしか分からない悩みって、ありますよね。基礎体温の計測もその一つ。基礎体温は、女性ホルモンの変化を示す指標として用いられ、排卵日を把握するために、主に、妊娠を希望する女性が測ります。ただ、従来の起床直後に舌の下で測るスタイルだと、どうしても体温計が外れやすい。その結果、なんと、約80%の方が継続を断念するのだそうです・・!
そこで、株式会社HERBIOは、就寝中に違和感なく計測できるウェアラブルデバイスと手軽にデータ管理できるアプリを開発したのです。
田中さん、ひとつひとつ丁寧でいて、かつ、力強いプレゼンでした!
プロダクトは間もなく発表されますので、ぜひHPをチェックしてみてください↓
さて、続いては千葉県の株式会社INGEN 代表取締役 櫻井杏子さんです。
みなさま、日本の美味しい農作物は、シニア・ベテラン農家さんの技術によってできている、といったイメージではないでしょうか?実は、今や、担い手世代が中心となって、経営の大規模化、統合だけでなく、品質重視・消費者ファーストな栽培が活発化しているのです。その一方で、農地拡大による栽培条件の多様化や、品質を優先させることによる作物のデリケート化で、病害虫トラブルが発生し、生産量を安定させることが課題となっています。
そこで、株式会社INGENは、病害虫の予防や対策のための情報や、畑の体質に合った肥料・農薬の分析を、農業ITサービス「農の相棒Mr.カルテ」と、肥料の相談窓口サービス「ファムサポ」で提供して、担い手農家さんをサポートしています。
自然体ながらも、櫻井さんの農業への愛が溢れる姿が光りました。
他にも、担い手農家さんのニーズにこたえるため農ギフトプロデュース事業「ファム‘sキッチン」も行っています↓
4人目の発表者は、WAmazing株式会社 代表取締役社長 加藤史子さん。
ここ数年、外国から日本を訪れる旅行者が増えていますよね。昨年はついに3千万人を突破したそうです!旅行者の傾向も、団体→個人旅行にシフトしてきています。
WAmazing株式会社は、旅行者向けに日本の宿や食やアクティビティ、買い物などの魅力的な情報を発信し、スマートフォン1つで、予約手配から決済までワンストップで可能にするプラットフォームサービスを提供しています。さらに!!主要な空港で無料のSIMカードを配布することで、インターネット通信環境の不安も払しょくし、いつでもどこでもサービスを利用できるのです。
流れるような加藤さんのプレゼン、深く惹き込まれてしまいます。
このコラムでは説明しつくせません。ぜひ、HPをご覧ください↓
続いては、福岡県北九州市の小倉織物製造株式会社 代表取締役 築城弥央さん。
京都なら西陣織、博多なら博多織、そして・・・北九州には小倉織があるのです!!小倉織は、立体感のある縞柄と丈夫でしなやかという特徴を持つ美しい木綿織物。江戸時代には、徳川家康の羽織として愛用され、明治期にはバンカラ学生の学生服として用いられました。昭和初期に一度途絶えてしまいましたが、1984年に復元・再生され、2007年には「小倉縞縞」としてブランド確立に至っています。
「この小倉織を世界マーケットに持っていきたい」
そんな築城さんの思いから、世のニーズに応えられる安定生産を実現すべく、小倉織物製造株式会社は誕生しました。
とても素敵な小倉縞縞の衣装で登場した築城さん。その思いは会場にも響いたはずです。
伝統を革新へ。目まぐるしく成長する小倉織については、こちらをご覧ください↓
さて、6人目の発表者は、株式会社シナモン 代表取締役 平野未来さんです。
文書整理って、請求書、決算書類、申込書、口座振替依頼書・・・挙げたらキリがありませんね。どの業界にお勤めの方も、実感されていることでしょう。それぞれフォーマットが異なるので、時間も手間もかかってしまいます。限られた時間を有効的に使い、もっとクリエイティブな仕事がしたいのに!!
そこで、株式会社シナモンは、人工知能を活用し、様々な形式のビジネス文書をデータベース化する、文書読取エンジン「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」を開発しました。これによって、企業の生産性が劇的に改善し、人が創造性溢れる仕事に集中できる世界を目指しています。
凛とした表情で展望を語る平野さん。会場内にワクワク感が伝染したように感じます。
株式会社シナモンにご興味がある方、ぜひHPをご覧ください↓
続いての発表は、宮城県石巻市の合同会社巻組 代表社員 渡邊享子さんです。
全く別の場所なのに、見たことのあるような景色だと感じることはないでしょうか?よくある大量生産型の住宅が並び、街並みが画一的に見える現象です。宮城県石巻市は、東日本大震災の被災地。空き家が多数あるのですが、条件が悪く、大家さんの高齢化も進み、リノベーションの資金調達が難しいため、活用が進みません。
そこで、合同会社巻組は、不動産活用を一手に引き受け、そこに起業家やアーティストといった、いわゆるアート思考人材を呼び込む、というスキームを考えました。つまり、不動産と人材育成・誘致を一対の仕組みとしたビジネスモデルを生み出したのです。
にこやかな笑顔ながらも、しっかりとご自身の考えを伝える渡邊さん。
儲けること、社会に良いこと、の枠を超えた合同会社巻組の事業。私たちに気づきを与えてくれたように感じます↓
最後のプレゼンは、島根県のCommunity Nurse Company株式会社 代表取締役 矢田明子さんです。
地元に暮らす家族やご近所さん、会社の上司や同僚。元気そうに見えても、実は体に違和感を覚えていたり、本人も知らず知らずのうちに病気が進行していたり。でもそんなこと、素人には判断がつきませんよね。そんなとき、医療知識のあるナースが近くにいて気づいてくれたら、大切な人たちの健康がもっと持続するのではないでしょうか?
Community Nurse Company株式会社は、現在の医療制度では届きにくい地域住民の日常生活の中に飛び込んでいく医療人材「コミュニティナース」を持続的に育成し、支援するシステムを構築しています。
終始リラックスし、朗らかな矢田さんのプレゼン。でもしっかりと伝わりました!
コミュニティナースにご興味を感じた方、ぜひこちらをご覧ください↓
ファイナリスト8名の熱意溢れるプレゼンテーション、どれも素晴らしかったです。
みなさま、本当にありがとうございました!
表彰結果はこちらよりご確認ください↓↓
https://www.jeri.or.jp/wec/competition/competition_7th.html
今回の表彰式では、歴代ファイナリストの方々の現在の活躍について、ムービーで紹介しました。
詳しい内容は、今回の表彰式の様子と併せて、
BSテレビ東京にて、3/23(土)17:15より放映予定です!!
みなさま、ぜひご覧ください!
(DBJ-WEC事務局 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/10/12
第7回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの募集は、10月11日(木)17時をもって終了致しました。女性起業家の皆様からの沢山のご応募、まことにありがとうございました。コンペティションの周知にご協力賜りました支援機関をはじめ関係者の皆様方にも厚く御礼申し上げます。
今後、審査委員および事務局にてビジネスプランの審査を進めてまいります。大変恐縮ではございますが、募集要項記載のとおり、1次審査(書類審査)を通過された方にのみ、個別に2次審査のご連絡を差し上げます。なお、1次審査が終了いたしましたら、当センターのホームページ(https://www.jeri.or.jp/wec/)にてその旨を公表します。
(女性起業サポートセンター 一同)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/10/04
長い夏が終わり、だんだんと空気が冷たくなって、ようやく秋の足音が聞こえてまいりましたね。
9月26日(水)、今年も、仙台のアシ☆スタにて、七十七銀行様と共催の女性活躍・起業応援シンポジウムを開催しました。今回は18時からの開催ということもあり、お仕事帰りの方もたくさん来てくださいました。
この日はまず、七十七銀行 社外取締役の奥山恵美子さまに開会のご挨拶をいただきました。奥山さまには、最後までご参加いただき、会場のみなさまと親交を深めていただきました。
次に、大阪よりお越しいただいた、(株)オプティマスの髙尾一美さまに、「My起業ストーリー」というタイトルで講演をしていただきました。髙尾さまは第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリストです。髙尾さまからは、事業を始められた経緯、仕事をする上で大切にしていること、これからの展望をお話しいただきました。「緊張する!」とおっしゃっていましたが、波瀾万丈なご自身の経歴を盛り込んだ、力強いプレゼンテーションでした。
続いては、女性起業家4名でのパネルディスカッションです。アリティーヴィー(株) 取締役副社長 浜知美さまにファシリテーターを務めていただき、髙尾さまに加え、(株)WATALIS 代表取締役 引地恵さま、特定非営利活動法人ひよこ会 理事長 青野里美さまをパネラーにお迎えしました。
起業のきっかけ、家庭との両立、これから起業する方へのメッセージ…等々、盛り沢山な内容でした。ちょっとここでは言えないような赤裸々なお話を含め、みなさま本音でトークをしてくださいました!
このシンポジウムは、パネラーと観覧席との距離が近く、アットホームな雰囲気でしたので、みなさまから積極的にご質問をいただくことができ、充実した質疑応答タイムとなりました。時間が足りずに、質問ができなかったみなさまもいらっしゃったと思います。事務局で分かることはお答えしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
第7回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの募集〆切は10月11日(木)17時です。〆切が近づくにつれて、徐々に応募が増えてまいりました…!最終日の11日になると、応募サイトが混雑してしまうことも予想されます。みなさま、どうぞ余裕をもってご応募くださいませ。
(女性起業サポートセンター 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/09/14
「ビジネスプランの精度をもっと高めたい」というご相談をよくいただきます。
そんな方にぴったりのセミナー「あなたのビジネスプランを磨こう!」を開催いたしました。
このセミナーは、メンターと1対1で行う、お1人30分間の個別形式です。ご自身のビジネスプランを10分間でプレゼンしていただき、残りの20分間で、メンターのコメント・アドバイスを交えてブラッシュアップしていく、という内容です。
今年度は、8/28福岡→8/31札幌→9/7名古屋→9/11大阪 で開催しました。
限られた時間で、みなさま真剣にご相談されますので、担当メンターも真摯に向き合います。参加者のみなさまは、「DBJ女性新ビジネスプランコンペティションで受賞したい」「資金調達をしたい」「新規顧客を獲得したい」・・・など、様々な課題解決のためにお申込みされています。メンターは、それぞれの方向性に合わせて、メンタリングしていきます。
メンターからの指摘で多いのは、市場規模や競合他社のリサーチが足りていないビジネスプランが多い、ということです。そのため、せっかく素晴らしいプランを発表されても、マーケットの中でどんな優位性があるのか、競合と比べて何が優れているのか、やや説得力に欠けてしまうのです。そこで、ご自身のビジネスの革新性を示すために、市場における独自性や競合他社との差別化を明確にするように、とメンターはアドバイスします。
DBJコンペでは、革新性の高さを審査基準として挙げています。今回のセミナーが、みなさまにとって、充分な市場調査の重要性や、ご自身のビジネスプランの革新性がどこにあるのかを見つめ直すきっかけとなれば、私たちWECとしても大変嬉しく思います。
WECでは、ビジネスプラン作成のヒントとして、動画講座を公開しております↓
https://www.jeri.or.jp/wec/competition/opseminar.html#businessplan
ぜひ、ご参考になさってください。
(女性起業サポートセンター 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/08/29
8/8オープニングセミナーを開催致しました。
当日は、台風の影響で傘が折れそうな雨風の激しい中、みなさまにご出席いただけるか心配しておりましたが、多くの方々にご来場いただき、ありがとうございました。事務局一同、御礼申し上げます。
まず、6月20日に就任しました、新センター長の沖田恭昭よりご挨拶をさせていただきました。
続いて、第6回コンペティション大賞を受賞されました、株式会社クラウドクリニック 代表取締役 川島史子様からの基調講演、題して「DBJ女性新ビジネスプランコンペティションへの4度の挑戦を通して~起業から対象受賞まで~」です。タイトル通り、川島様は、熱い想いを持ち続け、コンペティション4度目の挑戦で、ついに大賞を掴んだというドラマのような経験をお持ちの方なのです!
「なぜ挑戦を続けられたのか」「どのようにして、夢を形のある現実にできたのか」など、ご自分の経験を交えて現在までの道のりを話してくださいました。また、質疑応答では、みなさまからのご質問ひとつひとつに真摯にご対応いただき、そして具体的なアドバイスをしてくださる姿が印象的でした。コンペティションでのアピールの仕方など、みなさまが「これを聞きたかった!」というお話もオープンにしてくださり、ステージ上の川島様に大勢の視線が注がれました。
「挑戦して何も損することはない」「挑戦しない、という選択肢はありません」と優しくも熱いお言葉に、多くのみなさまが頷きながら講演は終了しました。
続いては、川島様に加え、株式会社ファーメンステーション 代表取締役 酒井里奈様、株式会社Stroly 代表取締役社長 髙橋真知様をパネリストにお迎えしたディスカッションです。 モデレーターは、当センター シニアアドバイザーの原田が務めました。
「私を変える、社会が変わる~DBJ女性新ビジネスプランコンペティションという選択~」というテーマで、コンペティション以降、何がどのように変わったか?ということを、お一人ずつお話いただいていましたが、やがて内容は「ワークライフについて」「時間の有効な使い方について」など、日頃はお話いただけないような領域へ・・・・・・。
質疑応答では「どのようにストレスコントロールをしていらっしゃるのか?」など、誰もが抱える悩みについて、三人三様の興味深いお答えを伺うことができ、会場はみなさまの笑顔に包まれて盛り上がりました。終了後、みなさまにご記入いただいたアンケートでは、「もっと質疑応答の時間が欲しかった」との声を多数いただきました。質問できなかったみなさま、大変申し訳ございませんでした。
コーナー終了間際には、おひとりずつから会場のみなさまへ「成功するまで続けることが大切」「迷っている人は応募しましょう!」「自分が変わらないと世界は変わりません」等々、経験者だからこそ語れる、心に残るメッセージを頂戴しました。
最後は、当センターの八木から、第7回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの詳細についてご説明させていただきました。
短い時間でのご説明となりましたが、おわかりいただけましたでしょうか?何かご不明な点がございましたら、HP をご確認いただきお問合せください。
また 近日中にセミナー当日の動画をHPにUPいたしますので、ご出席いただけなかったみなさまも是非ご覧いただき、ご参考になさっていただけますと幸いです。会場の熱気が少しでもお伝えできれば良いのですが。
第7回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションへのご応募は、8/20(月)にスタート致しました!
10/11(木)17:00の締切まで、おひとりでも多くのみなさまのご応募をお待ちしております。
(女性起業サポートセンター 風祭)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/08/10
毎日 蒸し暑さで寝苦しく、元気がなくなってきていませんか?
そんな8月のある日、私たちを元気にしてくれる爽やかな笑顔が、宇和島から届きました。
第6回女性新ビジネスプランコンペティションで、女性起業ソーシャルデザイン賞を受賞された、スリーラインズ(株) 代表取締役 山内満子さんです。
今回のコラムは、その山内さんのメンタリングの様子についてお届けします。
山内さんは、井戸海水を利用した「スジ青のり」の陸上での養殖技術を確立させ、商品化しています。
こちらが その商品の一部 ↓
この鮮やかな緑色!絹のように繊細で口どけの良い青のり。封を開けた途端、香りが広がります!
しかし ソーシャルデザイン賞を受賞された山内さんは、商品を販売するだけではありません。
増産体制を構築して「地方創生」を目指していらっしゃるのです。息子さん達をはじめ、若者が地元で仕事を続け定住できるよう、ご近所のおばちゃん・おばあちゃんが明るく仕事ができる場所を作れるよう、また宇和島ブランドを確立できるよう、日夜「地域プロデューサー」としても奮闘されていらっしゃるのです。
メンタリングでは、メンターの先生からアドバイスを受けるだけでなく、「希望するゴールに到達するためには、何をしていく必要があるか??」等の問いかけに
・・・・・・・せんと いけん!」と地元の言葉を交えて、熱く思いを語られていらっしゃいました。
昨年のコンペティション以降、その温かいお人柄で、どんどん人脈も広げられています。
今後も 山内さんのご活躍が楽しみです。
余談ですが、この日のお召し物も鮮やかな緑色。バッグのポーチも緑色!昔から大好きな色だとのことですが、まさに「スジ青のりの国」からいらしたような・・・・・
(女性起業サポートセンター 風祭)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/06/27
梅雨真っ只中ですね☂
暑かったり寒かったりと、心にも体にも影響が出やすい季節です。みなさま、いつも以上に体調管理を万全になさってくださいね。
さて、先週私たちは、第6回女性新ビジネスプランコンペティション大賞を受賞された(株)クラウドクリニック 代表取締役 川島史子さんのメンタリングに同席いたしました。
オフィスからの眺望です↓↓こんな素敵な景色を眺めながらのお仕事、羨ましいです・・・
コンペティションのトロフィーと賞状を飾ってくださっていました❤
(株)クラウドクリニックは、クラウド技術を活用したアウトソースサービスによって、在宅医療従事者の負担を軽減、支援するという事業を展開しています。需要が拡大している在宅医療の煩雑な事務作業を、クラウド技術によって円滑に進められる体制を構築し、高品質な在宅医療を提供できる世界を目指しています。
今回のメンタリングテーマは組織構築です。
組織は人で成り立っており、人はそれぞれ固有の思考を持っています。これを仕組化し、さらに会社の文化にしていくという取り組みです。
「私たちが建物をつくるが、その後は、建物が私たちをかたちづくる」
ウィンストン・チャーチル
体系をつくるのは人だが、その影響を受けるのも人である、と。
川島さんの目指す柔軟な組織づくりが上手くいきますように、私たちはこれからも応援していきます!
(女性起業サポートセンター 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/06/05
6月に入り、日に日に暑さと湿気が増してまいりました。みなさまお元気でお過ごしでしょうか?
先月末、女性起業サポートセンターでは、第6回コンペティションで事業奨励賞を受賞された、(株)RICCI EVERYDAY代表取締役である仲本さんのメンタリングに同席いたしました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの受賞者特典として、事業奨励金の授与だけでなく、1年間の事後支援も行っているのです。受賞者の課題に合わせてメンターを選定し、課題解決に向けたメンタリングを複数回実施しています。
実はこのメンタリング、奨励金よりも嬉しい!というお声をいただくほど受賞者のみなさまから好評をいただいているので、私たちも気合を入れております。
仲本さんは、ウガンダにて、シングルマザーや紛争中に子供兵だった方など、社会的に疎外された人々が安定して働けるよう、現地に直営工場を設置し、高品質なオリジナルバッグ類を生産・販売する事業を行っていらっしゃいます。メインプロダクトはアフリカンプリント生地のバッグで、カラフルかつパワフルな色と柄が特徴です↓↓
今回のメンタリングテーマは、オンラインストアについてです。
※(株)RICCI EVERYDAYのホームページにリンクします。
写真のように、とっても魅力的なバッグなのですが、そのものを見せるだけでは、なかなか魅力が伝わりきれません。
メンタリングでは、オンラインストアを訪れるカスタマーに対して、どう価値を伝えればいいのか・・・と熱い意見を交換し、真剣に取り組んでいます。
1年後、RICCI EVERYDAYのサイトがどのように変わるのか、乞うご期待!!
(女性起業サポートセンター 大橋)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/05/28
DBJ-WECとJERI-WECが連携し一体となり、女性起業家へのサポートを始めて1年が経ちました。昨年度においては、6回目となる「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」を開催致しましたが、引き続き全国より多数のご応募をいただき、優秀な事業プランも数多くございました。女性起業家の数もさることながら、高いレベルの女性起業家が益々増えていることを実感しております。
今年度は更なるサポートができますよう、今般、JERI-WECも新たな体制となりましたのでご報告致します。
女性起業サポートセンター長に岡崎智行、シニアアドバイザーに元女性起業サポートセンター長の原田文代をおき、女性起業家の更なる活躍に貢献するべく、様々な機関、専門家、地域の皆様と連携しながら、DBJ-WECと一体となってサポートしていく所存です。
引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
女性起業サポートセンター
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/03/15
3月6日(火)、東京創業ステーション1階のStartup Hub Tokyoにて、日本弁護士連合会と共催でセミナーを開催しました。
今回のセミナーのテーマは、「法人設立時に知っておきたい法的ポイント」です。会場には、主に、起業されて間もない方々、これから起業を目指している方々にご参加いただきました。
はじめに、女性起業サポートセンターのセンター長 奥 直子より、開会の挨拶とともにDBJ女性新ビジネスプランコンペティションの概要を紹介いたしました。本コンペティションは、昨年11月に第6回を終えたところです。次回の予定はまだ未定ですが、決まり次第、このページでもご案内しますので、みなさまぜひチェックいただければ幸いです。
続いて、今回は先輩女性起業家である、株式会社成美 代表取締役 岩切知美様に講演いただきました。
岩切様は、大分県の素材を使った無添加の加工食品を扱う会社を経営されています。大分県は農業・漁業・畜産業などが盛んですが、輸入品の増加や後継者不足で地域自体の存続が危機的状況を迎えているそうです。岩切様は、この問題を解決すべく、地元に根を下ろし、生産者の持っているもの(素材・規格外品)+販売者が欲しいもの(商品)をマッチングさせた加工食品を商品化することで、他とは違う独自の6次産業化のモデルを作り上げています。
素材を生かして丁寧に作られた商品の味わいは格別です。
ご参考→http://narumi-oita.com/
岩切様には、有限会社・株式会社と2度、法人を設立するというご自身の体験談を中心に、創業の経緯から、事業を行う上で岩切様ご自身が大切にされていることまで、ざっくばらんにお話しいただきました。
大変なご苦労をされているはずなのに、とても明るくお話しされるので、会場は大いに盛り上がり、みなさま大満足のご様子でした。
次に、日弁連中小企業法律支援センター事務局次長で、弁護士の樽本哲先生に、法人設立時に注意すべき法的ポイントについて講演いただきました。
樽本先生は、日頃から中小企業の法律支援に携わっておられて、ご自身も起業の経験がおありになるとのことで、起業する際にどんな手続きが必要か、具体例を交えながら、とても丁寧にお話しいただきました。
みなさま真剣なまなざしです。
起業家の方みなさまが、必ずしも法律に明るい方ばかりではないので、このようにプロのお話を聞くことで、不安を払しょくされることも多いようです。
また、弁護士というと、つい、お堅いイメージを思い浮かべてしまいますが、樽本先生はとても気さくな方で、時折笑いを交えつつ、熱心にお話してくださいました。
最後に、岩切様、樽本先生、モデレーターの奥の3名で、座談会をいたしました。ここでは、女性起業家である岩切様が経験された具体的な法的局面について、いくつかの失敗談も織り込みながらお話しいただき、それに対してどのような解決策があるかを樽本先生に答えていただきました。
岩切様は、法的な問題に直面したとき、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと感じてしまい、ご自身で解決しようと奮闘されていたそうです。もしかすると、みなさまにも思い当たる節があるのではないでしょうか?
樽本先生から、困ったときは気軽に相談してほしいけれど、身近に弁護士がいない場合には、ひまわりほっとダイヤルという中小企業向け相談サービスもあるとご紹介いただきました。
ひまわりほっとダイヤル→http://himawari-chusho.tokyo/
セミナー終了後には、弁護士による法律相談会を実施いたしました。お1人ずつ、無料で弁護士に相談できるチャンスです。普段なかなか無い機会ということもあって、たくさんの方が相談されていました。
起業家のみなさまは、ご自身で構築すべきことが多いので、孤独を感じられることが多いようです。岩切様のような先輩起業家の体験談や、樽本先生のようなプロのアドバイスを聞くことで、安心感、解決のヒントが生まれることを、心より願っております。
私ども女性起業サポートセンターは、今後も、起業家、起業家の卵のみなさまに役立つ内容のセミナーを開催出来るよう、日々奮闘中です。
会員のみなさまには、コンペティションのご案内のみに限らず、様々なセミナーやイベントのご案内をしております。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ、ご登録くださいませ。
会員登録URL→https://www.jeri-wec.jp/top/
(女性起業サポートセンター 大橋)
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2018/01/04
新年あけましておめでとうございます。
11 月の第 6 回 DBJ 女性新ビジネスプランコンペティション表彰式から、はや 2 ヶ月がたちました。
皆様には様々なご意見ご感想いただきどうもありがとうございました。
社会や経済環境は刻々と変わっていきますが、女性起業家の皆様方が地に足をつけ、自分の信念や思いを着々と形にされていく姿には感銘を受けます。
その活動が次の新しい年、そしてまた次の新しい年に繋がり発展していくよう、私ども女性起業サポートセンターも支援させていただきたいと思っております。
2018 年が皆様にとって良い年になりますよう、お祈り申し上げます。
女性起業サポートセンター長 奥 直子
2017/11/24
11月16日(木)、第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの審査結果発表・表彰式を開催いたしました。この場で、ファイナリスト10名が公表となり、受賞者が発表されます。
受賞されたみなさまのご事業と、当日の様子について紹介したいと思います。
今年のファイナリストは、医療、アパレル 、農水産、IT、飲食などとてもバラエティに富んだ顔ぶれです。二次審査結果発表後から何度も何度もビジネスプランをブラッシュアップされただけあって、みなさま心のこもった素晴らしいプレゼンテーションでした。
ファイナリストのみなさまにとっては、10月19日(木)の最終審査会から1ヶ月ほどお待たせしておりました、受賞者発表です。今年度は、DBJ女性起業大賞、同優秀賞、同ソーシャルデザイン賞、同事業奨励賞と、4名を表彰しております。
まずは、DBJ女性起業ソーシャルデザイン賞の発表です。
受賞者は・・・
山内満子さんです!
山内さんは、地元である愛媛県宇和島市が、地域産業の衰退から人口流出が加速していることに課題を感じ、ご事業を始められました。井戸海水を利用した「スジ青のり」の栽培技術を確立して地域観光資源として新しい産業の創出を目指していらっしゃいます。それだけでも素晴らしいご事業なのですが、さらに、この技術をパッケージング化し、若者の定住、独立につながる、サステイナブルな事業展開を考えておられるのです。発表の瞬間、必死で涙をこらえる山内さんの表情に、事務局一同も目を潤ませておりました。
次に、DBJ女性起業事業奨励賞の発表です。
受賞者は・・・
仲本千津さんです!
仲本さんは、1年の半分を日本で、もう半分をアフリカのウガンダで暮らしていらっしゃいます。ウガンダにて、シングルマザーや紛争中に子供兵だった方など、社会的に疎外された人々が安定して働けるような環境を生み出そうと決意。現地に直営工場を設置し、高品質なオリジナルバッグ類を生産・販売されています。日本には無いパワフルなパターンの商品は、持つ人の魅力を引き立ててくれます!この日はドレスもオリジナルでした♪ ずっと緊張されていた仲本さんですが、受賞時は喜びがはじけ、素敵な笑顔でした。
続いて、DBJ女性起業優秀賞の発表です。
受賞者は・・・
坂下理紗さんです!
坂下さんは、小さなチップとスマートフォンでできる、感染症即時診断デバイスの研究開発を進めておられます。特に幼い子供にとって、インフルエンザの検査は苦痛を伴うものですが、坂下さんが進めておられる即時診断デバイスでは、どこでも・誰でも・迅速に診断を行うことが可能となります。ゆくゆくは、ジカ熱やエボラ出血熱といった恐ろしい感染症のパンデミック抑制に寄与できる、極めて重要なご事業ではないでしょうか。受賞の瞬間は驚いた表情の坂下さんでしたが、徐々に笑顔が戻って、少しほっとされた表情が印象的でした。
そして、いよいよDBJ女性起業大賞の発表です。
受賞者は・・・
川島史子さんです!!
川島さんは、なんと4回目の挑戦の末の受賞です 。クラウド技術を活用したアウトソースサービスによって、在宅医療従事者の負担を軽減し、支援するご事業に取り組んでおられます。超高齢化社会において、需要が拡大する在宅医療の煩雑な事務作業を、クラウド技術によって円滑に進められる体制を構築し、高品質な在宅医療を提供できる世界を目指しておられるのです。さらに、業務を効率化することにより、出産などで離職せざるをえない潜在医療職女性の活躍も推進していらっしゃいます。涙を浮かべながらも一言一言丁寧にお話いただいた川島さんの受賞スピーチに涙腺が緩みっぱなしでございました。
ご登壇いただいたみなさま、様々なお力添えを頂きました後援機関はじめ関係のみなさまのおかげで、第6回のコンペティションを無事に終えることができました。受賞者だけでなく、ファイナリスト全員が輝いたコンペティションとなったのではないでしょうか。歩んでこられた道のりはそれぞれであるものの、どの方も個性的で革新性に溢れておられました。
意識的にも無意識的にも女性にとって苦労する局面の多い日本社会で、女性起業家は、いくつもの困難を乗り越えるべく日々邁進しておられます。当センターは、そんな女性起業家のみなさまに寄り添う組織となれるよう、精進していきたいと思います!
みなさま素敵な笑顔です。
受賞者・ファイナリストの詳細はこちらをご覧ください↓↓
http://www.jeri.or.jp/wec/competition/pdf/competition06.pdf
(女性起業サポートセンター 大橋)
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
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2017/08/18
8月8日に当センターのホームページに掲載させて頂きました通り、第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの1次審査は終了し、2次審査に入りました。
まず、応募締切日の深夜以降、コンペティション応募サイトのシステムトラブルにより、女性起業家の皆様方に多大なご迷惑をおかけしましたことにつき、改めて深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
今回のコンペティションでは、北海道から沖縄までの全国、さらには海外も含め、多数のビジネスプランのご応募を頂戴しました。私自身、全てのプランを拝読させて頂きましたが、1つ1つのプランが起業家の思いが詰まったものばかりであり、審査は本当に大変でした。
募集要項で公表した「事業性」「革新性」「経営者」という3つの審査基準に沿って、喧々諤々の議論を重ねながら、2次審査にお進み頂くビジネスプラン(女性起業家)を選出いたしました。
申すまでもないことですが、残念ながら1次審査通過が叶わなかった起業家の皆様に おけるビジネスプランの意義や重要性を否定するものでは決してありません。ある審査スタッフが熱烈に推していたものであっても、審査を通過できなかったプランも多々ございました。特徴的なビジネスモデル、地域社会や国際社会への影響力、そして何より起業家の皆様方の生き様など、心惹かれるプランを読ませていただきました。
なお、今後1年間経過すれば、事業の内容や効果がより明らかになり、ビジネスプランとしての説得力が飛躍的に高まるのではないか と感じられるプランも数多くございました。もし宜しければ来年度のご応募もご検討頂けますと、スタッフ一同、嬉しく存じます。
2次審査で実際にお目にかからせて頂きます起業家の皆様につきましては、お忙しい中、お時間を割いて頂くことになり恐縮です。何卒宜しくお願い申し上げます。
この度は誠に有り難うございました。
(女性起業サポートセンター 遠藤)
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2017/07/31
このたび、前女性起業サポートセンター長の原田の後を受けまして、新センター長に就任いたしました奥 直子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
2012年よりスタート致しました「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」も早くも今年で6回目を迎え、7月15日までに全国より多数のご応募をいただきました。応募頂きました起業家の方々や関係者の方々には改めて御礼申し上げます。
今年度より、DBJグループ内でも女性起業サポートセンターは新たな体制で女性起業家の皆様をご支援することとなり、フレッシュな気持ちでスタートを迎えております。
私どもが女性起業家支援を始めた2011年においては、このような活動はまだこれから、といった雰囲気がありましたが、今日では、様々な方面で女性起業家の皆様のご活躍や、そしてその活動をいろいろな形で支える動きをより多く目にするようになった気がしております。女性起業サポートセンターと致しましても、今後、女性による起業がもっと一般的になっていくように、様々な機関、行政の皆様と連携しながら、より先端を行くサポートができるよう試行錯誤してまいりたいと存じます。
JERI-WEC、DBJ-WEC共々、引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
奥 直子
女性起業サポートセンター長
2017/07/18
第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションの募集は、7月15日(土)をもって終了致しました。女性起業家の皆様からの沢山のご応募、誠にありがとうございました。コンペティションの周知にご協力賜りました支援機関はじめ関係の皆様方にも厚く御礼申し上げます。
今後、審査委員および事務局にてビジネスプランの審査を進めてまいります。大変恐縮ではございますが、募集要項記載のとおり、一次審査(書類審査)を通過された方にのみ、個別に二次審査のご連絡を差し上げます。なお、一次審査が終了いたしましたら、当センターのホームページ(https://www.jeri.or.jp/wec/)にてその旨を公表します。
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
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2017/07/04
7月に入り、日に日に陽射しが強くなってまいりました。関東では熱帯夜で寝苦しい夜が続きますが、みなさま、体調は万全でいらっしゃいますでしょうか。
早いもので、第6回女性新ビジネスプランコンペティションへのご応募締切まで、残り10日となりました。
女性起業家の方々から素晴らしいビジネスプランが届きつつあり、私たち事務方としても身が引き締まる思いです。
ただでさえお忙しい日々を送っていらっしゃる起業家のみなさまにとって、ご自身の活動をビジネスプランとしてまとめていただくことは、とても骨の折れる作業だと思います。現在までに送って下さったビジネスプランを審査用の書類にまとめておりますと、1つ1つにそれぞれのお仕事の重みを感じています。
とあるセミナーで、先輩起業家の方が、「会社代表という職業は孤独だ」と仰っていました。従業員であれば、会社の規定に則って行動をすればいいけれど、社長はその規定から決定しなければならない。一つ一つ慎重に会社の指標を決めていく。そんな日々を送っていると、どうしても自分ひとりで考える時間が多くなる、ということです。
本コンペティションのビジネスプランを作成する作業もまた、孤独な社長業のひとつなのかもしれません。先輩起業家の方々から口々に仰っていただけるのは、「ビジネスプランを文字に起こしてみることで、ご自身の会社の在り方やビジネスの方向性が明確化した、自信を持つことができた」ということです。
コンペティションへの応募を考えていただいているみなさまには、この機会をチャンスと捉え、ぜひご活用いただきたいです。
ご応募の段階でご不明な点等ございましたら、どうぞお気軽に事務局までお問合せ下さい。最終日の14日は応募サイトが混雑することがあるかもしれません。どうぞ少しだけ余裕をもってご応募いただければと思います。
みなさまからのご応募、心よりお待ちしております。
(女性起業サポートセンター 大橋)
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2017/06/22
6月16日(金)福岡にてシンポジウムを開催いたしました。その名も「女性活躍・起業シンポジウムin福岡」。
当日の福岡は晴天。場所は旧大名小学校(FUKUOKA growth next)にある素敵な施設「福岡市スタートアップカフェ」です。会場はまさに教室そのもの。幼かったあの頃を思い出します。
まずは基調講演。第2回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションで大賞を受賞された、ロイヤルブルーティージャパン(株)代表取締役社長の吉本 桂子氏です。
ロイヤルブルーティージャパン社のお茶は、JALのファーストクラスへの搭載、伊勢志摩サミットでの提供など、最上級のお茶として高い認知を獲得しています。製品の魅力は水出し。加熱していないので、ずっと「生」のままなのです。今回は、吉本氏が起業から現在に至るまでの戦略と奮闘について、そしてこれからの展開について、熱くお話しいただきました。
女性だけでなく、男性も、真剣な面持ちで、聞き入っていました。
「誰でも起業することはできる。自分の考え方・性格・キャラクターに合った人材をいかに集められるかが勝負。皆様も様々な方と出会い、話をして頂きたい。」という吉本氏の言葉は、これから起業するみなさまの心に響いたのではないでしょうか。
続いて、女性起業家3名に、弁護士1名を交えたパネルディスカッションです。吉本氏に加え、(株)Waris代表取締役の河 京子氏、インアウト(株)取締役副社長の帆足 千恵氏、福岡県弁護士会所属弁護士の吉野 泉氏に登壇いただきました。ファシリテーターは女性起業サポートセンター長の原田が務めさせていただきました。
3名とも、共同経営者とともに起業したことから、パートナーとの出会いから起業までの経緯や役割分担についてお話しいただきました。また、今回は弁護士の吉野先生を交えて、商標、個人情報保護、広告という起業家が気をつけるべき三つの法的な問題点で、実践的な知識を交えた活発なディスカッションが繰り広げられました。
吉野先生からは、「弁護士は怖い存在ではない。気軽に相談をしてほしい。」とお話しいただきました。起業に向けて邁進するみなさまにとって、「弁護士相談はハードルが高い」というレッテルが剥がれ、法律知識を高めるきっかけになれば、と願います。
さらに、福岡で起業することの意味や課題についての話題もありました。住民の意識が高いことや創業支援が充実しているといったメリットがある一方で、強い仲間意識があるためにお金を伴うビジネスになりにくいといった課題も示されました。
最後に、原田より、第6回女性新ビジネスプランコンペティションのご案内をいたしました。
今回のシンポジウムで、登壇者である先輩起業家のみなさまが口をそろえて仰っていたことは、「まずは一歩踏み出そう」ということでした。考えすぎて歩みを止めてしまい、やらなかった後悔に苛まれるくらいであれば、一歩踏み出してその先の世界を見てほしい、と。これは、一人で悩んでしまうことの多い起業家や起業家の卵である方々にとって、力強いエールになるように思います。
第6回コンペティションの応募〆切は7月14日(金)。今回、パネリストからは「DBJのコンペでは、最終発表に向けて自らのビジネスプランをブラッシュアップしていく過程があり、とても勉強になった」「ビジネスプラン自体に加え、プレゼンテーション能力も向上する」「女性起業家同士の横の繋がりができた点が心強い」「自社ビジネスのPRになる」といったありがたいお言葉をいただきました。
福岡はじめ、九州の女性起業家様からのたくさんのご応募、心よりお待ちしております。
(女性起業サポートセンター 大橋)
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2017/06/14
6月9日(金)、仙台にて、七十七銀行様と共催の女性活躍・起業応援シンポジウムを開催しました。
満枠でお申込みをいただいていたため、会場は大入り満員・・・!
しかも、皆様とても真剣に登壇者のお話を聞いていただき、仙台の女性の意識の高さを窺い知りました。
(株)エニタイムズ代表取締役社長の角田 千佳様の基調講演。第5回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリストです。
角田様からは、会社を設立するに至った思い、創業の経緯についてお話しいただきました。世の中に役立ちたいと思っているけれど、その機会を見出せない人たちに対して、社会のニーズに応えられる、新しい働き方を提案する、という角田様のお考えを伺い、改めて「エニタイムズ」という社名の奥深さを考えさせられました。
続いて、(株)アトラステクノサービス代表取締役の鯛 かおる様の基調講演。鯛様は、第4回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリストです。兵庫県のご出身のためか関西風の軽妙な語り口でのユーモア溢れるお話しぶりでいらして、真面目な講演ですのに、思わず笑ってしまいそうになりました。
鯛様からは、ご自身の会社で発明された、素材の栄養や色味を失わない真空フライヤーについて、また、第二創業ならではの苦労話についてお話しいただきました。
パネルディスカッション。女性起業サポートセンター長の原田がファシリテーターを務めさせていただきました。パネラーは、先のお二人に加え、地元仙台の(株)ゆいネット代表取締役の稲葉 雅子様の三名です。
起業にあたり苦労したこと、仙台という地での起業について、これから起業する方へのメッセージ‥等、盛りだくさんの内容でした。三名とも、笑いを交えてお話いただきましたが、身を切るような苦労と努力を重ねた結果、今があるのだな、と痛感いたしました。
最後、質疑応答のお時間が足りずにお受けできなかった皆様、大変申し訳ございません。
お決まりですが、最後に、DBJ第6回女性新ビジネスプランコンペティションのご案内をさせていただきました!ご応募締切りの7月14日(金)まで残り約1ヶ月!!仙台はじめ、東北の皆様から多数のご応募、お待ちしております!!
(女性起業サポートセンター 大橋)
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2017/06/13
私は今年4月から女性起業支援の業務に就いています。この2か月間で10名以上の女性起業家にお目にかかりました。皆、エネルギーに満ち溢れていて、特徴的なビジネスを展開されている方々でした。
女性のライフスタイル・ライフステージに着目した付加価値を提供しているビジネス、「便利さ」という付加価値を提供しているビジネス、新たな市場創出に成功しているビジネス、失われつつある伝統や技術を掘り起こそうとしているビジネス、地域にある未利用資源を活用することで新たな価値を創出しているビジネス、クリエイティビティに満ち溢れた製品を世に出しているビジネス等々。素晴らしいビジネスに出会えば出会うほど、私の気持ちが熱くなることを実感します。
一方、女性起業家の皆様は、それぞれに課題を抱えていらっしゃいました。課題の内容は様々でしたが、ビジネスを成長・拡大させるためには越えねばならない課題ばかりでした。
女性起業家の方々は、人生を賭してビジネスに向き合っていらっしゃいます。金融機関や調査機関としてどのような支援ができるのか。微力な私が様々なご苦労を乗り越えてこられた女性起業家の方々に対し、どのようなお手伝いができるのかできないのか。まさに「人間力」が試される楽しく厳しい勉強の日々です。
5月10日(水)から「第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」の募集期間に入りました。私も全国の支援機関の方々に対するPR行脚中です。日本政策投資銀行(DBJ)グループとして、私自身として、日本の社会や経済が成長する原動力となるビジネスプランに出会えることを楽しみにしています。更にはそのようなビジネスプランを全力で応援していければと考えています。ぜひ皆様のご応募、また支援機関の皆様にはPRへのご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
6月16日(金)には福岡で「女性活躍・起業シンポジウム in 福岡」が開催されます。このシンポジウムは事務局でも特に力を入れている企画です。
基調講演は、第2回コンぺ大賞受賞者であり、女性ならではの感性で「高級ボトリング茶」という新市場を開拓したロイヤルブルーティジャパン(株)の吉本桂子様にお願いしました。
パネルディスカッションは、吉本様に加え、女性のライフステージに寄り添うジョブマッチングビジネスを展開されている(株)Warisの河京子様、九州・福岡のインバウンドビジネスを牽引しているインアウト(株)の帆足千恵様、女性起業支援に従事している福岡弁護士会所属弁護士の吉野泉様の4名をパネリストとしてお招きして行います。
さらに、女性起業サポートセンター長の原田文代から、第6回コンペについての詳細ご案内を差し上げます。ぜひふるってご応募・ご参加ください!!!
女性ならではの視点・感性に基づく新ビジネスは、いわば漢方薬のように社会の在り方や常識をじわじわと変えていくものだと感じています。その意義を意識しながら、この業務に携わっていきます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
(女性起業サポートセンター 遠藤)
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2017/06/13
5/25(木)、「女性起業家支援セミナー」を東京TYフィナンシャルグループ様と共同で開催いたしました。
定員を上回るお申込を頂き、多くの女性起業家及び起業を検討されている方のみなさまにお集まりいただきました!オープニングセミナーにお越しいただいた方も複数名お見かけしました。
みなさま、お忙しいところご参加いただき、まことにありがとうございました!!
まずは基調講演の様子。
基調講演では、(株)キャリア・マム代表取締役 堤 香苗様と(株)Waris 代表取締役 田中 美和様にご登壇いただきました。
堤様には、フリーアナウンサーから転身して起業に至るまでの経緯や、起業から現在に至るまでの経営で苦労した点を中心にお話いただきました。企業を大きくしていく為には、人材を社内・社外に積極的に確保することの重要性についてもお話をいただきました。「いまの社会は女性が自分らしくキャリアを重ねられる社会だろうか? 自分が望む自分なりの働き方ができることが大切ではないか?」 といったメッセージがあったほか、託児付きワーキングスペースのご計画も披露いただきました。
田中様には、雑誌記者の経験を経て、女性のキャリア支援や課題解決に直接携わりたくなったという起業の思いをお話いただきました。また、男女の役割分担意識の強さ・長時間労働を前提とした社会の仕組み・産休や育休復帰後のキャリアダウンといった環境から女性が大企業で活躍し続ける事の難しさなどについてお話いただき、自社のビジネスについてもご紹介いただきました。DBJのコンペティションに応募したことで、ネットワークが広まったほか、自らのビジネスを冷静に見つめ直すきっかけになり、とても良かったとお話いただきました。
次にパネルディスカッションの様子。
女性起業サポートセンター長 原田によるファシリテートのもと、パネリストとして 堤様、田中様に加え、(株)アヤメウィーブス 代表取締役 阿賀岡 恵様、(株)COAROO 代表取締役社長 池 成姫様の4人によるパネルディスカッションを行いました!
プライベートな部分まで突っ込んだ濃厚なディスカッションで、ついつい時間を忘れそうに。。。
「皆さん借金はありますか?」という質問に対し、無借金経営が必ずしも良いわけではなく、ビジネスを拡大していくのであれば資金調達は必要不可欠であること、銀行と付き合うことで、お金を借りる以上に、たくさん勉強になることなど、主催者には嬉しいコメントも各登壇者からいただけました。
また、病気や震災の経験をきっかけに、起業に踏み切ったというお話もあり、「生きていることは当たり前でない」「やりたいと思ったら、すぐに取り組むべし」「やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいい、必ず学びになる」という言葉も心に響きました。
ここで時間切れ。もっと皆様のお話を聞いていたかった参加者も多かったはずです、、、
最後にセンター長の原田より、DBJ第6回女性新ビジネスプランコンペティションのご案内をさせていただきました。
今年からコンペティション応募の専用サイトhttps://www.jeri-wec.jp/top/をオープンしたこと、コンペの審査基準や今回新設したソーシャルデザイン賞の評価ポイントについてもご説明しました。専用サイトからも詳細をご確認いただけますが、ご不明点等ございましたら、お気軽に事務局までご連絡ください!
イベント後には、名刺交換会もおこないました。
みなさま名刺交換やネットワークづくりに専念されていました。
会場で多くの参加者からコンペに対するご質問も受け、事務局一同とても嬉しい気持ちになりました。皆様がどのようなビジネスプランをお考えになっているのか、お伺いするのがとても楽しみです。
アンケートでは、「多様な経験をお持ちの登壇者の皆様の話を伺うことができ大きな学びとなった。」「パネルディスカッションでは正直な部分、本音が聞けた。」「起業する想いを強くできた。」というコメントを多数いただき、多くのみなさまにご満足いただけたようで、大変ありがたく思います。
女性起業サポートセンターではこれからも女性起業を応援する企画をおこなっていきます!!
(女性起業サポートセンター 林)
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2017/05/19
5/15オープニングセミナーを開催いたしました。
当日は100名を超える女性起業家のみなさまにお集まりいただきました!
中には遠方からお越しいただいた方も・・・
みなさま、お忙しいところお運びいただき、まことにありがとうございました!!
当日の様子。
kay me株式会社 毛見社長の基調講演。みなさま真剣なご様子。
毛見様からは、洋服に取られる時間を少しでも短縮したい、「時短」を進めることで輝く女性が夢に向けられる時間を捻出してほしい、Made in Japan を世界に発信したいといった起業の思いをお話し頂きました。
更にビジネスを広めていく上で必要となる人材(仲間)・資金・長期戦略といったポイントをお話し頂きました。
パネルディスカッション。東京大学教授の各務先生のファシリテートです。
毛見様、ダンウェイ株式会社の高橋様、当センター長の原田を交えて4人で行いました。
各務先生のポイントを絞った進行。聞き応えのあるディスカッションです。
ギリギリまで活発な意見交換がなされました。
一例として、DBJのコンペティションに応募して良かったことが話題となりました。
高橋様からは、自分のビジネスや過程を「可視化」できたこと、コンペティションの時に十分整理できたのでもう大丈夫という自信を持てたこととお話しいただきました。
毛見様からは、事業戦略や事業計画を整理できたこと、コンペ後もDBJからサポートをうけていること、受賞歴があることで海外でもビジネスを説明し易くなったこととお話しいただきました。
質問時間が足りず、お受けできなかったみなさま、申し訳ございませんでした。
最後にセンター長の原田より、DBJ第6回女性新ビジネスプランコンペティションのご案内をさせていただきました。
・・・とここでトラブルが!・・・PCの接続が切れてしまいました・・・
ご来場のみなさまにはご迷惑をおかけしてしまい、まことに申し訳ございませんでした。
コンペティション応募方法のご説明時には何とかPCも復旧しました。
今年からコンペティション応募の専用サイトhttps://www.jeri-wec.jp/top/をオープンしたこと、審査基準や今回新設したソーシャルデザイン賞の評価ポイントについてもご説明しました。
・・・とはいえ、お伝えできていない部分が多々あったのでは、と思います。
皆様、ご不明点がございましたら、どうぞお気軽に事務局までご連絡くださいませ↓↓
会場のみなさまにご回答いただいたアンケートでは、なんと、6割以上もの方に、コンペティションに応募する意思をおもちいただいています。セミナーの内容も、多くのみなさまにご満足いただけたようで、大変ありがたく思います。
近日中には、オープニングセミナーの様子を収録した動画をアップします。
ご参加頂けなかった皆様も、ぜひこちらをご覧頂き、セミナーの様子を体感してみてください!
(女性起業サポートセンター 大橋)
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/
2017/05/10
(株)日本政策投資銀行(DBJ)では、2011年に女性起業サポートセンター(DBJ-WEC)を発足させ、「女性の起業活動により、経済・社会の活性化、構造改革を促す。」ことを目標に掲げ、毎年「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」を開催してまいりました。
女性の起業活動を支援するため、DBJ-WECではこれまで、5回ビジネスプランコンペティションを開催、累計1,800以上の事業プランをご応募いただきました。
この間、このコンペティションを含めた幅広い活動により、女性起業支援のフロントランナーとして取り組んでまいりました。
女性による起業の機運はますます高まっており、また、裾野も広がっているのを感じております。
この度、(一財)日本経済研究所(JERI)は、DBJ-WECから女性起業支援業務の一部を受託することとなり、DBJ-WECと同様、「女性起業サポートセンター(JERI-WEC)」を創設いたしました。
JERIは、DBJをはじめとする幅広いネットワークを活かし、経済社会の発展と福祉の向上に寄与することを目的とした調査研究活動、機関誌の発行や講演会の開催を通じた情報提供、地域社会の自立的・持続的な発展のための課題解決に取り組んでおります。
JERI-WECはこれからDBJ-WECと連携し、一体となって、情熱と志をビジネスに結実させる女性起業家の挑戦を、専門家、地域の方々とも連携しサポートしてまいります。
DBJ-WEC共々、引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
原田 文代
女性起業サポートセンター長